「知って得する年金・税金・雇用・健康保険の基礎知識」2025年度版

この度「知って得する年金・税金・雇用・健康保険の
基礎知識 2025年度版」が完成いたしました。
本書は、第20回目の改訂版となります。また、この本を書いたのは税理士と社会保険労務士です。
税理士は税金の専門家で社会保険労務士は年金制度、
健康保険制度・雇用保険制度・労働問題等の専門家です。
我々は難しくならないように、なおかつさらに得するように
と試みました。その結果できあがったのがこの本です。
この本を読んで、ふとしたときに湧き上がる疑問を解決
していただくとともに、法律を知って得をしたと思って
いただきたいと思っています。
本書は、年金・税金・雇用・健康保険の各分野のことを人生のステップごとに
紹介、解説することで、わかりやすく必要な情報をお届けできるように構成しています。
年金・税金・雇用・健康保険の入門書として、あるいは辞書の代わりとして活用頂ければ幸いです。
【内容紹介】
複雑化する社会問題は、これまでの単一行政期間での対応から、
複数の行政機関が団結して解決してくようになりました。
2024年に成立した子育て支援法は、我が国の将来を左右する大問題として、
これまで厚労省や内閣府などがそれぞれ独自に展開してきたことを、
厚労省、内閣府、文部科学省、子ども家庭庁などが団結して1つの法律をまとめ上げ、
迅速かつ大胆、広範囲にわたる施策を一気に展開する構造になっています。
この法律の基になっているこども未来戦略では、
・若者・子育て世代の所得を増やす
・社会全体の構造や意識を変える
・すべてのこどもと子育て世帯をライフステージに応じて切れ目なく支援していく
という3つの理念を揚げ、若い世代が希望通りに結婚し、希望する誰もが子どもを持ち、
安心して子育てできる社会、こどもたちが笑顔で暮らせる社会の実現を目指すとしています。
現在のように結婚、出産、子育てに困難やリスクを感じている人たちが少なからず存在する現実を受け止め、
これを解消する施策を国として全面的に展開するには、関係する全ての行政機関が団結してあたることが必要と判断された結果です。
ここで我々として重要なことは、多岐多方面にわたる施策を正しく把握し、それを適正に活用するという姿勢です。
各行政機関から発信される情報は往々にして断片的で全体像を把握することが難しいものです。
特に子育て支援のような広範囲にわたる施策の場合は、いくつもの行政機関からの情報をつなぎ合わせる必要があり、
これらを整理して理解するのはかなり骨が折れる作業だと思います。
そのような時、どのようにして情報を集めるのがよいのか、
そもそもどこにその情報が出ているのかを知っていることがまず重要です。
それがわかれば、今どきのIT技 術でたちまち多くの正しい情報を手に入れ、適正に活用することができます。
この本は、読者の皆さんが正しい情報を入手する手口になることを指名として書かれています。
本書は、家庭全体のライフプランを立てられるように、
年金・税金・雇用・健康保険の基礎知識と得する情報を満載した定番書。
暮らしにかかわる法律・制度とそのお金を、人生の節目ごとにまとめた章構成になっている。
第1章 得する社会人の基礎知識
第2章 得する結婚退職の基礎知識
第3章 得する出産情報の基礎知識
第4章 得する働き盛りの基礎知識
第5章 万が一のときに損しないための基礎知識
第6章 得する中高年の生き方基礎知識
第7章 得する老後の基礎知識
第8章 人生の終焉を迎えるときの基礎知識