知って得する経営塾 第539号『言い訳を先に言うとボヤが大火事になる』
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言い訳を先に言うとボヤが大火事になる 落語家 三遊亭 金時
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やっと辞めましたねえ、舛添ですよ。
しぶとかったですね!
実は舛添さんの自宅はうちの近所で、歩いて五分くらいです。
新聞によく登場した天ぷら屋も中華料理屋もイタリア料理屋もよく知ってます。
高級天婦羅屋って報道されているが別に普通の店ですよ。
ランチの天丼だって1100円ですし。
しかしはっきり言ってせこいよ。
公費なら思いっきり贅沢してやろう、って魂胆が丸見えですもんね。
私もせこい方だけど回転寿司で領収書はもらったことはさすがにない。
家族旅行の領収書なんか経費で出したって、
榎本税務会計事務所にはじき返されるのは目に見えている。
私も書道をやってるけど、シルクの服じゃないと上手に字が書けない、
なんて聞いたことがない。
いちいち言い訳が稚拙で癇に障る。
私が前座になった時、
「どうせ謝るなら先に謝れ。言い訳を先に言うとボヤが大火事になるよ」
と言われたことがあった。
あの人もヘタな言い訳をしてから 「ごめんなさい」
だから余計世間の怒りを買ったんでしょうな。
頭はいいが謝り方は知らなかったんでしょうな。
しかし細かいところでケチな人ってのはよくいますなあ。
身内の恥を晒すようですが、私の母はかなり細かいケチです。
実例を紹介しますと
1、小淵沢に別荘があります。新宿の自宅から中央高速に向かうとき、
一般道で調布まで行って首都高速代をケチる。
さらに高速も勝沼で下りてあとは一般道。
曰く 「全線高速で行くのと3時間も変わらないから…」
三時間違うなら高速で行こうよ…。
2、東北、上越新幹線方面に仕事で行く時、いつも上野からのチケットを寄越す。
東京からの方が便利なんですが、なぜ上野からのチケットなのか聞いてみると
「上野からなら東京からより200円安いから…」 200円ねえ。
3、正月、若手が金馬邸に年始の挨拶にたくさんやってきます。
おせちを出すのですが少なくなっても補充しない。
うちのかみさんが補充しようとすると、
「あ!足さなくていいの!」
「なんでですか?」
「一切れだけ残ってれば誰も手を付けないから」…。
4、いいものを頂くと全部、冷凍庫にしまってしまいます。
一度無断で掃除をした時の話、冷凍焼けした肉、ウニの瓶詰8本、
アジフライの衣のついたものかと思ったら、
アジの開きから霜が吹いてミイラ化していたのだ!
おそらくアジは死後、7~8年はたっているだろう。
レジ袋一袋分出てきました。
5、缶詰は絶対開けない。これも一度整理したら30年前のカニ缶が出てきました。
私が子供の時、母は絶対、子供たちにお菓子を食べさせてくれなかった。
贅沢はいけないそうだ。
一度、ナボナを「食べな」とくれたので「珍しいな」と一口食べたら、
中からうじ虫が出てきました。
今でも実家がくれる食品は大概期限切れです。
腐りかけのもの、危ないものは子供に食べさせて、自分たち夫婦は美味しいものを食べます。
一番参ったのは高校に入って野球部に入ったんですが、
一年生は黒い靴下しか履いちゃいけない、という決まりがありました。
母に買ってくれと頼んだんですが「金がない」と買ってくれない。
仕方がないので中学時代の白い靴下に靴墨を塗って履きましたよ。
グラブの硬式用のグラブをなかなか買ってくれなくて、
半年位、軟式用を使ってみんなの笑いものになりました。
これは性分でしょうな。今でも刺身を伊勢丹で買うんですが、
いつも7:55頃食品売り場に行きます。
8時を過ぎると50円引きになるそうです。
でもこういう性格だからお金も貯まるんでしょうね。困ったもんです。
昔からお金を貯める人は「三欠く」といって、
義理を欠き、人情を欠き、恥を欠くというが、
おふくろ、あまりケチケチしない方がいいと思うよ。
舛添さんもケチり過ぎてバカなことをしたもんですね。
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