第322号『新年のご挨拶と2012年の子ども手当て』
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この本執筆したのは弊社代表の税理士、榎本恵一と社会保険労務士の吉田幸司、渡辺峰男と弁護士の谷原誠です。労使間のトラブルは、トラブルが起こってからよりも起こる前の方が重要です。起こる前なら回避策や防止策が効果を発揮しますが、起こった後ではその効果は限定的です。平穏無事な会社が一夜にしてトラブルの渦中に巻き込まれるということも実際にあるのです。その意味では、平穏無事な会社ほどこの本を読む価値があると言えるでしょう。労使トラブルから会社を守るための必読の書!!
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新年のご挨拶と2012年の子ども手当て
税理士・編集長 榎本 恵一
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皆様、新年明けましておめでとうございます。
税理士・編集長の榎本恵一です。
今年も何卒、知って得する経営塾を宜しくお願い申し上げます。
さて、現在は今週12日に行われます、経営方針発表会の準備に追われており
ます。ご参加出来ない方々の為に、多少今年の方針と私の決意をお伝えしたい
と思います。
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当事務所は、今年は情報発信に今まで以上に頑張ります。
それは、2012年は信念を貫けるかどうかの年であると思います。
今まで実行していた価値観を更に多くの人に伝えてそれが、その人の気づきに
なりそのグループが中心になり地域の方々と連携をして、素晴らしい日本にし
ていかなければなりません。
我慢すべき所は我慢し、一気に行動に出るときの為に準備が必要であると思い
ます。
世界中はトップリーダーの交代期ですし、わが国も早々に解散総選挙になれば
混沌の状態は続きます。今年で終わるでしょうか。
やはり、地震・原発の問題をはじめ、ありとあらゆるものを抱えている日本、
国債だって怖いです。
何が起こるか分からないが、日本を良くする為に皆さんと横に手をつなぎなが
ら出発する元年になるように思っております。
今年の経営方針を分かりやすく5つに区分すると、
1.書面添付を含めた事務所内のレベルアップと勉強
2.相互情報共有の更なる確立
3.環境経営への取り組み
4.情報発信の徹底
5.駅前経営塾などの充実
以上が今年掲げる5つの柱であります。
さて、今号ではさっぱりわからない「子ども手当」について触れてみたいと思
います。
そもそも、従来の子ども手当は平成24年度から支給される新手当に移行する
為、3党協議を通常国会開会を待って本格的な協議に入る予定になっていまし
まいました。
ただ、新手当の名称や所得制限で不支給となる世帯への救済策などをめぐって
各党の主張は大きく隔たっており、関連法案成立はするのでしょうか。
もし、昨年の3月のように3月末までに与党が過半数割れする参院で関連法案
が成立しなければ、年齢などに応じ子供1人当たり月5千~1万円の旧児童手
当(所得制限は年収860万円以上)に戻り、支給額は減少する事になります。
扶養控除廃止による増税も重なり、大半の子育て世帯で負担増となる見通しで
す。
これでは、ライフプランにも直結する話であり、昨年の合意は何であったのか、
議員は国民の為に本当に仕事をしているのかと言われても仕方がない事ではな
いでしょうか。
遡ってみれば、3党は昨年8月に23年度いっぱいで子ども手当を廃止し、
24年度以降は児童手当の拡充で対応する方針を確認していたわけです。
新手当では年齢などに応じ子供1人当たり月1万~1万5千円を支給し、
24年6月からは所得制限を導入することで合意していたのです。
しかし、所得制限世帯への救済策で折り合わず、結論を年明けに持ち越しまし
た。
民主党は、所得制限世帯には1人月額5千円を支給し、名称も「子どものため
の手当」とすることを決定したわけです。
厚生労働省はこの方針に基づき、地方負担分も含め2兆2857億円の予算案
をまとめました。
自民党は所得制限世帯への救済策について、民主党政権が廃止した扶養控除を
復活させることで対応するよう主張し、名称についても「子ども手当」に近い
名称は受け入れない考えを示しています。
一方、自公政権時代に児童手当導入を主導した公明党も名称を「児童手当」に
戻すよう訴えています。
以上の事は、現時点で、負担増世帯への対応では自民党とも温度差があります。
ただ、公明党も年内の衆院解散・総選挙を視野に、野田政権への対決姿勢を強
めているとの報道です。
これが現時点の実態であり、本当に理解出来ている人は議員も含めてどれくら
いいるのかと疑ってしまう「こども手当」に関してです。
また、今年もこれらの事も含め実態を分かりやすくお伝え出来ればと思ってお
ります。
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編集後記 副編集長 渡邉 正行
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明けましておめでとうございます。
昨年は当メールマガジンをご愛読いただきありがとうございました。
本年もさらっと読めて、ふとした気づきを感じてもらえるようなメールマガジ
ンの発行を目指して参ります。
どうぞよろしくお願い致します。
さて、皆様はどのような年末年始をすごされたでしょうか。
昨年は未曾有の震災により、価値観や日常の生活について改めて考えられた方
も多かったのではないでしょうか。
日本は復興を目指して長期の経済的な努力が不可欠です。
加えて、元旦の主要紙では国内、海外ともに2012年は激動の年になるだろ
うとの展望が示されています。
個として生きる力、というアナウンスが多方面で叫ばれ始めて定着した感があ
りますが、未解決の課題を抱えながらも変化に対応していくという事を改めて
感じた瞬間でした。
次回、第323号は1月16日(月)に配信予定です。お楽しみに!
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