知って得する経営塾 第205号
┏┿ 知って得する経営塾 ━━━━━━━━第205号 2008年5月7日━━
┌╂┘
┿┛発行:榎本会計事務所&イーシーセンター https://www.ecg.co.jp/
| info@ecg.co.jp
|──────────────────────────────────
│現場叩き上げ執筆陣による中小企業経営コラム
│経営者、営業、会計、税務、法律といった様々な視点で掲載中
└──────────────────────────────────
~榎本会計事務所・イーシーセンターホームページリニューアルのお知らせ~
この度ホームページをリニューアル致しました。
様々なコンテンツをより分りやすく、そして更に内容の充実したホームページ
になりましたので是非ご覧くださいませ。
ECグループのホームページはこちら
【https://www.ecg.co.jp/?mm=205】
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
■□■
□■
□ インターネット放送局 現在放送中
ポッドキャスティングを利用した榎本会計のインターネット放送局♪
経営者・学生・新人の方などなど、幅広い方がたに役立つ情報をこの榎本会計
のインターネット放送局をお聞き頂き、人生の道しるべにして頂けたら幸いで
す!
こちらからお聞きいただけます!
エノラジ 【https://www.ecg.co.jp/blog/pod-enoradi.php?mm=205】
対談!経営語録 【https://www.ecg.co.jp/blog/pod-taidan.php?mm=205】
我らちゃんこ番 【https://www.ecg.co.jp/blog/pod-chanko.php?mm=205】
■
■□
■□■
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
■□■ 榎本会計インターネットお勧めコンテンツ ■□■
4月23日 対談!経営語録 経済アナリスト 藤原直哉先生と語る
追い詰められた日本経済に『怒る』社会
【https://www.ecg.co.jp/blog/pod-taidan_002122.php?mm=205】
4月30日 エノラジ 急がず回れ!
~今こそ立ち止まって「なぜ」「どうして」と考えてみてはどうだろう~
【https://www.ecg.co.jp/blog/pod-enoradi_002148.php?mm=205】
5月 2日 対談!経営語録 4月の振り返りを森本と語る♪
妥協しないルール作り
~普通の事が当たり前に出来て、お互いが切磋琢磨していく環境作り~
【https://www.ecg.co.jp/blog/pod-taidan_002155.php?mm=205】
その他沢山のコンテンツをご用意しておりますので是非お楽しみください!
今後もこの榎本会計インターネット放送局を宜しくお願い申し上げます。
○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○
■□■ 目次 ■□■
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
人材採用について キャリアカウンセラー 吉田 幸司
労務管理の基本 (29) 社会保険労務士 石井 和加子
編集後記 副編集長 後藤 鉄兵
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
■□■ 掲示板 ■□■
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
ここではその季節ごとにあったトピックを取り上げたいと思います。
今号はゴールデンウィークの由来について考えてみましょう。
≪ゴールデンウィークの由来≫
1951年(昭和26年)、現在の「ゴールデンウィーク」にあたる期間に上
映された映画「自由学校」が、正月やお盆興行よりヒットしたのを期に、多く
の人に映画を見てもらおうと、当時、大映の専務であった松山英夫氏が作った
和製英語です。
その由来は、ラジオで最も聴取率の高い時間帯「ゴールデンタイム」に習った
もので、当初は「黄金週間」と言われていましたが、インパクトに欠ける事か
ら、「ゴールデンウィーク」となりました。
一方、「黄金の国ジパング」と称したマルコ・ポーロが、日本に来日したのが
5月初めであったことから、「ゴールデンウィーク」と付けられたと言う説も
ありますが、俗説であると言われてます。
ゴールデンウィークに続き、11月3日の文化の日を中心とした休暇や催し物
の多い一週間を「シルバーウィーク」にしようとした話もあったらしいです。
~次号へ続く~
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
■□■
□■
■ 経営者向けセミナー 駅前経営塾
経営者は学ばなければならない!
しかし、経営者に最適な学び場所がありません!
駅前経営塾で共に学び、自己&企業の成長を目指しましょう。
数字のわかる経営者養成講座(全6回)
5月28日(水)18:30~20:30
第1回目 「試算表の大活用法」
会場
榎本会計事務所 セミナールーム
東京都墨田区両国3-25-5 両国第一生命ビル3F
JR両国駅前(東口正面、向かいのビルです)
電話:03-3636-3508
お申し込み・詳細はこちらから
【https://www.ecg.co.jp/ekimae/528.php?mm=205】
■
■□
■□■
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
■□副編集長・後藤鉄兵の「数字を見る」~会計知識のすすめVOL.3□■
「会計事務所が発行するメールマガジン」だからこそ、メルマガを読む事で知
識を付けるべき!!ということで、楽しく簿記を中心とした会計の知識を高め
ていきましょう♪
今号は「個人」と「法人」です。
5月と言えば法人の確定申告がピークな時期です。そこで今号は「個人」と「
法人」の起業について考えてみましょう。
起業の際に「個人」が良いのか「法人」が良いのか迷ったりすると思います。
一般に「個人」の事業形態を取る場合は次の様な事が考えられます。
・個人事業でまず試しに起業し、様子を見てから将来は法人にする予定である
・個人事業は、法人形態とは異なり、事業に関わる財産の帰属を個人か法人か
に明確に区分する必要がない
・個人事業は、事業開始時に登記費用や資本金などのまとまった資金が必要な
い
・法人形態にしたかったのだが、事業種別として法人形態になじまない
・事業規模から法人形態にする必要性がない
等が挙げられます。
一方「法人」の事業形態を取る場合は次の様な事が考えられます。
・社会的な信用が得られる
・個人事業形態よりも取引先から信用を受けやすい
・複数人で共同出資して事業を行う
・法人課税と個人課税とを活用した節税効果がある
・個人とは別の法人格を持つことで、起業と権利を自覚することが出来る
・将来、公的補助金や借り入れなどを必要とする
等が挙げられます。
参考文献
『起業を成功へと導く「経営コーチ」』LLP藤原KAIZEN研究会編著
藤原直哉監修
もし起業を考えていらっしゃる方がいましたら是非参考にしてみてはいかがで
しょうか。
詳細はこちらをご覧ください
【https://www.ecg.co.jp/topics/000568.php?mm=205】
~次号は「利益」です~
○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○
人材採用について キャリアカウンセラー 吉田 幸司
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
今年の新卒者の就職率は、全国的に見れば昨年に比べて微増のようです。一時
騒がれた少子化や団塊の世代の大量退職による人材不足は解消されたのでしょ
うか。
厚生労働省や総務庁の統計を見ると、人材不足が解消されたという雰囲気は無
いのですが、求職者数が減少している(少子化)ことが新卒就職率の上昇に関
係しているように思えます。
一方で、完全失業率を見ると、全年齢平均の完全失業率が3.9%なのに対し
て15歳から24歳の完全失業率は最も高く、男子が7.4%、女子が7.1
%となっています。
これでも少し減ったのですから、雇用統計が全ての実態を表しているとは言い
切れないかもしれません。
この原因も色々と言われていますが、本当のところはわかりません。感覚とし
て感じるのは、求人側と求職側の要求のミスマッチがあると思います。
企業は優秀な人材だけを欲しいと考え、若者は企業の要求するレベルを無視し
て仕事を探そうとするという現象です。
激烈な企業間競争が続く限りこのミスマッチは解消することはないでしょうし
、逆にミスマッチであることに気づいていない若者はますます就職がしにくい
状況になるのでしょう。
この現象を緩和する為に政府は施策を打ち出しているのですが、効果は未だ出
ていないと言えます。
このような中、新規採用に困難を極めている企業や業種があります。典型的な
ミスマッチ現象と少子化による採用困難なのですが、特に特定の国家資格を取
得していないと仕事にならない業種や企業に見られます。
この業種にある企業は、あの手この手を使って採用人員を確保しようとするの
ですが、人数を揃えることを優先した為に企業の運営に支障をきたす例も見受
けられます。
例えば、資格を持っているだけでプライドだけが高くて実務は全くできない人
や組織の秩序より個人の権利や都合を優先する人、果ては企業の足下を見て退
職をちらつかせて個人の要望を企業に飲ませようとする人までいます。
最近もあったのが、お客様からの質問の電話に出て、
「わからない。」
という返事を繰り返し、お客様に
「私は会社に言われて電話の当番をしているだけで電話をかけてもらっても迷
惑だから、それほど知りたかったらメーカーに直接電話して聞けば良い。」
と逆切れした社員がいるという相談でした。
この会社はお客様サービスを最重要方針として何年も活動を続けており、お客
様からも一定の評価を得ていただけに社長は超がつくぐらい激怒していました
。
たった1人の社員が何年もかけて積み上げたお客様からの評価を0かマイナス
にしてしまうような出来事なのですからそれも頷けます。
このような社員は、就業規則にのっとり解雇できないか検討する余地が十分あ
ると思うのですが、この会社ではこの社員にチャンスを与える意味と、解雇に
至るプロセスに合理性を持たせる為に始末書の提出と配置転換という措置をと
りました。
この先、この社員が同じような事件を起こさなければ解雇されることはないで
しょう。
しかし、会社はこのような事件を未然に防ぐ為に考えないといけません。それ
は、とにかく人数を揃えることだけを考えて採用することがいかにリスクの高
いことであるかということです。
人材が必要なのはわかります。しかし、だからといってとにかく採用すると会
社にとってとてつもなく不利益になることもあるのです。できるだけ会社にマ
ッチした人材を採用することが企業防衛や企業発展の点から重要になるのです
。
■□■ 人事戦略研究所 吉田幸司 プロフィール ■□■
【https://www.ecg.co.jp/about/yoshidakouji.php?mm=205】
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
労務管理の基本 (29)
後期高齢者医療制度について(1) 社会保険労務士 石井 和加子
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
我が家にも区役所保険年金課から義母宛てに「後期高齢者医療保険料納入通知
書」が送られてきました。
私が住んでいる神奈川県では、平成19年中の所得が確定していない為、神奈
川県後期高齢者医療広域連合が仮に計算した保険料額で、保険料(均等割額・
所得割額)のうち、均等割額=39,860円を12か月で割った金額の2か
月分(6,600円)を年金から天引きするとのお知らせでした。
もともと働いた経験のない義母は、国民年金の老齢基礎年金が1か月3万円ち
ょっと。それから介護保険料が引かれ、今度は後期高齢者医療保険料が天引き
されると、2万円ちょっとしか支給されないことになります。
「後期高齢者医療制度」が平成20年4月からスタートする事は、以前から耳
にしていましたが、この医療制度がどのように具体的に我々の生活に影響して
くるかを理解されていた方が、どの位いらっしゃったでしょうか。
ましてや今まで健康保険の被扶養者でいらっしゃった方は、突然の保険料負担
に戸惑われたことと思います。
(今年度は被用者保険の被扶養者には激変緩和措置がありますので、半年間は
保険料免除、残りの半年も9割減額されますので、初年度の支払額は都道府県
により異なりますが、1,700円~2,540円になるとされています。)
会社には、原則75歳以上の被扶養者対象「健康保険被扶養者(異動)届」が
届き、新入社員の手続きだけでも大変な中に、更に煩雑な作業が増え、例年に
なく負荷がかかったことでしょう。
また、後期高齢者医療制度導入の経過措置がなくなる8月以降、窓口負担は原
則1割ですが、課税所得が145万円以上ある所得者は3割負担となります。
まだまだ、この後期高齢者医療制度は制度として定着するまで、時間がかかり
そうです。
これから2回連続で、後期高齢者医療制度をお伝えしていく予定です。
次回は高齢者の医療制度の変遷からみてみましょう。
■□■ 社会保険労務士 石井和加子 プロフィール ■□■
【https://www.ecg.co.jp/about/ishii.php?mm=205】
○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○
《編集後記》 副編集長 後藤 鉄兵
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
ゴールデンウィークをどのように過ごされましたか?
私は2日~5日まで大阪に旅に出かけ、そこで友人と一緒に「高槻ジャズフェ
スティバル」に行って来ました。
街全体がジャズに包まれていて本当に素晴らしい雰囲気でした。
皆さんの街でも様々なイベントが開催されていると思いますので、是非一度足
を運んでみてはいかがでしょうか?
次回、第206号は5月19日(月)に配信予定です。お楽しみに♪
○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○
◆『自己責任時代を生き抜く知恵
知って得する年金・税金・雇用・健康保険の基礎知識2008年度版』
大変ご好評頂いております『知って得する~』の年度改訂版です。
表紙も一新し、改正点も踏まえ内容もかなりリニューアル致しました!!
ぜひ、一度ご覧になってみて下さい。
詳細はこちらから
【https://www.ecg.co.jp/topics/2008.php?mm=205】
◆『起業を成功へと導く「経営コーチ」』LLP藤原KAIZEN研究会編著
藤原直哉監修
起業の準備から実務までわかる起業家必携の書!!好評発売中です。是非一度
ご覧になって下さい。
詳細はこちらから
【https://www.ecg.co.jp/topics/000568.php?mm=205】
◆決算診断サービスを行っております。経営の見直しとしてご活用下さい。
【https://www.ecg.co.jp/service/000297.php?mm=205】
◆ECグループのホームページはこちら
【https://www.ecg.co.jp/?mm=205】
○━ 知って得する経営塾 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━○
【発行者】 榎本会計事務所&株式会社イーシーセンター
【HP】 https://www.ecg.co.jp/?mm=205
【連絡先】 info@ecg.co.jp
【ブログ】 https://www.ecg.co.jp/blog/mm.php?mm=205
【発行システム】
まぐまぐ(ID 0000052980) http://www.mag2.com/
メルマ!(ID 014722) http://www.melma.com
メルマ! (ID m00044409) http://www.melma.com/
めろんぱん http://www.melonpan.net/mag.php?005840
YAHOOメルマガ http://merumaga.yahoo.co.jp/Detail/10821/p/1/
■□■ 登録や解除はそれぞれの発行システムからお願いします ■□■
■□■□■このメールマガジンの無断転載・無断引用は禁じます■□■□■
All Rights Reserved (c)2000-2008
by 榎本会計事務所&イーシーセンター
○━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━○