知って得する経営塾 第201号
~榎本会計事務所・イーシーセンターホームページリニューアルのお知らせ~
この度ホームページをリニューアル致しました。
様々なコンテンツをより分りやすく、そして更に内容の充実したホームページ
になりましたので是非ご覧くださいませ。
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★インターネット放送局 現在放送中★
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ポッドキャスティングを利用した榎本会計のインターネット放送局♪
経営者・学生・新人の方などなど、幅広い方がたに役立つ情報をこの榎本会計
のインターネット放送局をお聞き頂き、人生の道しるべにして頂けたら幸いで
す!
こちらからお聞きいただけます!!↓
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2月20日 エノラジ 運鈍根(うどんこ)~3つの条件~
やる気と頑張り・耐えしのぐファイト
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今後もこの榎本会計インターネット放送局を宜しくお願い申し上げます。
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★目次★
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金時の昔話 落語家 三遊亭金時
問題を解決する(11) 中小企業診断士 駒井 伸俊
編集後記 副編集長 早川 千恵
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★掲示板★
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~今が旬~
毎号、旬な食材をピックアップ!!
◆今回の食材は「はまぐり」◆
3月は『貝の節句』と言われるほど貝類が美味しい時期です♪
3月3日はひな祭りでしたが、皆さんは何を召し上がりましたか?
ちらし寿司に、はまぐりのお吸い物を添えて賑やかな節句!そんな方々が沢山
いらしたのではないでしょうか?
はまぐりは身肉よりもエキス分に旨みがあるため、お吸い物やお鍋にピッタリ
な食材なのです!!
はまぐりは大量に漁獲できるかと思いきや、日本で天然はまぐりを採っている
のは有明海、周防灘、伊勢湾だけであり、日本での漁獲量約300トンに対し
、輸入は2万5000トンと言われているほど、私達が食しているほとんどが
輸入品だそうです。
はまぐりの香りで食欲旺盛な春にしましょう♪
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★★★副編集長の学ぼう!高めよう!簿記会計の基礎知識★★★
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「会計事務所が発行するメールマガジン」だからこそ、メルマガを読む事で知
識を付けるべき!!ということで、楽しく簿記の知識を高めていきましょう♪
確定申告も大詰め!!便利な申告「e-Tax」
税務署へ足を運び申告書を提出っという手間を省く便利な申告方法e-Tax
があります。
e-Tax(国税電子申告・納税システム)は、税理士事務所、オフィス、自
宅からインターネットで申告や納税、申請・届出などの手続ができる便利なシ
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電子申告を行う事で、時間の短縮や税務署の閉庁時間でも時間を気にする事な
く申告・納税が行える点やインターネットバンキングが活用できるなどの長所
がありとても便利とされています。
直接提出するだけでなく便利な「e-Tax」を活用し、17日の期限までに
確実に申告しましょう☆
~次回へ続く~
金時の昔話 落語家 三遊亭金時
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『お前の落語は人からうまい、と言われようとしているだけの落語だ!』
父からそう言われたのは2000年の12月23日のことだった。
真打に昇進したのが平成10年、それからが本当の苦難の道だった。
披露目が一通り終わると同期真打同士で『誰が最初に上野鈴本でトリをとるか
』というレースが始まる。
真打になれば自動的にトリが廻ってくると思ったら大間違い!
披露目の後、トリはおろか寄席に一度も出られない真打がいっぱいいるのだ。
落語協会だけで真打が約二百人。
寄席は4軒しかない。売れてる人からお声が掛かるから必然的にあぶれる芸人
が出る。
みんなが持ち回りで寄席に出られる、というのは悪平等で、人より才能のある
人、売れてる人、努力した人が出るのが正しいことなのだ。
はたして私は同期の中で一番最初にトリを取った。
とみんなは『そりゃあお父っつあんの力だよ…』と言った。まあ当然だろう。
実際、実力不足だったし。そう言われることは覚悟の上で入門したもののやは
り辛かったし卑屈にもなった。
『よし!俺は頭のてっぺんから足のつま先まで全身を使って落語にぶつかろう
。それが俺がこの世界で存在する意義なんだ』と自分に言い聞かせた。
事実、自分でもその頃は自分の存在意義を見失いかけていたし、毎朝目が覚め
てしまう自分が恨めしく思ったりもした。
そんな矢先、冒頭のような事を言われて愕然とした。
歩くのもやっとの状態でその夜の仕事を終え、父にもう一度電話で 『本当に
そう思ったの…?』 と聞くと 『俺はそう思ったがね…』との答え。
『わかった。俺、廃業するから…』と言って電話を切った。
自分の存在意義が完璧に失われた。直ぐに落語協会に電話をして『正月初席、
休みます。追って廃業届けを出しますから…。』と当時の事務局長に伝えた。
事務局長は『おめでたい初席でそういうことがあってはいけませんから取り合
えず初席だけは勤めて下さい。後についてはまた落ち着いてから…』というの
でその場は収まった。
金馬の倅が廃業したらそりゃあ生きてちゃあいかんでしょう!実際あのころは
本当に危なかった。通過する急行電車を見送りながら『後50cmの勇気だな
ぁ…』なんて訳の分からないことを考えたりもした。
その矢先、三木助兄さんが自殺したのだ。それで死ぬのを思い留まった。
それ以来、父には落語を教わっていない。
父を師匠として見ることは自分の落語が人様からうまいと言われようと思って
いる落語だ、というのを認めることになるからだ。
父とは別の落語を目指すようになったのはこのことがあってから。
その甲斐あって芸術祭賞や数々の賞を頂き、自分の道は間違ってなかったな、
と思う。
じゃあ、父はなぜそんなことを言ったのか。
私が思うに父の落語はイヤホンガイド付きの落語、つまり全く初めてのお客様
でも分かりやすく聞かせてひとりの脱落者も出さない。
私のは映画的落語。いろんな人物が出てきて光景が目に浮かんで終わってみた
ら金時ひとりだった…、というのを理想にしている。
そう、父のは活弁師付き落語とでも言おうか、映像が流れるが活弁師が細かく
解説も入れてくれる。
先代の金馬師匠もこの流れだ。それはそれで大変凄く素晴らしいのだが僕は不
器用で出来なかったのだ。
だから自分に合った落語を求めた。
だが父としては『なんで俺が築いた形を息子のお前が踏襲してくれないんだ、
というジレンマがあったのかもしれない。
それが冒頭のセリフになったのだろう。
人生の成功者は後ろを振り向くと自分の成功に至るまでの輝かしき道程がはっ
きり見えるのだろう。
だから息子にも『俺と同じ道を歩いてくれば必ず成功するんだ!』と生き方を
押し付ける人がいる。
しかしその道が通れたのはその時代でその人だったから通れたのだ。
息子とはいえ同じ道は通れないのだ。
最近、落語会は二世が多い。そりゃあ本人が好きでなった人もいるだろうが、
親が勧めるケースもあるだろう。
落語家が一番重宝がられて稼いだ時代の人達の子供だからだ。
親はこの業界の甘みを熟知しているから子供に勧める。しかし今の時代は最早
そんな時代じゃない。
自分の居場所を親に頼ることなく自分で築かないといけないのだ。
私は小さい頃から勧められたクチだ。
いくら学校の成績が悪くても 『いいよ、どうせ落語家になるんだから』とた
いして怒られなかったし自分もいつしかその気になっていたのも事実だ。
でもなってみたら本当に辛いことの連続だった。
だからもしうちの子供が噺家になりたいなんて血迷ったことを言い出したら体
を張って止めるだろう。
それに子供に向かって師匠として叱言言うのもいやだしね。
叱言は薬である。冒頭の叱言も場合によっては私にいい薬となったかも知れな
い。父は私が瀕死の状態の時に強すぎる薬をぶちこんでしまった投薬ミスだろ
う。
そこには『この子は何言っても大丈夫』みたいな親子ならではの診察ミスもあ
ったのだろう。
『子供の事は親の私が一番よくわかっている!』と言いながら一番分かってな
かったのが親だった、という話もよくある話だ。
上に立つもの、薬の調合と投与するタイミングはよくよく考えないといけない
んだろうね。
今は落ち着いて振り返れるようになったが『どうでもいいや』と思えるまで6
年掛かった。
最近また父に稽古してもらうようになりました。今回はちょっと昔話…
◆三遊亭金時師匠のホームページはこちらです
【https://www.ecg.co.jp/kintoki/?mm=201】
問題を解決する(11) 中小企業診断士 駒井 伸俊
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-嵐がおきたら-
今号では、皆でワイワイ・ガヤガヤ考える範囲をできるだけ広げるための道具
(発散技法)のうち、自由連想法をみていきます。
まず、1つ目はブレーン・ストーミング です。
ブレーンとは「脳」、ストーミングとは「嵐」です。
つまり頭の中に嵐がおきるぐらい考えを沢山出そうという方法です。
有名な方法なのでご存知の方も多いかもしれません。
ブレーン・ストーミングはあるテーマを決めて、それに対して皆で考えを自由
に出し合う際に、次の4つのルールを守りながら検討する方法です。
(1)自由奔放:何でも自由に発言する。いわゆる無礼講です。
(2)批判厳禁:でてきた考えを評価したり、批判したりしてはいけない。
(3)質より量:考えの内容も大切だが、それよりも考えの数の多いほうがい
い。
(4)便乗歓迎:他の人の考えを参考にして、発言していい。いわゆる、相乗
り。
ブレーン・ストーミングを成功させるポイントは、自由にとにかくたくさんの
考えを出すことです。
なぜなら、考え(アイデア)は組み合わせによって生まれてくるからです。
たくさんの考えがあれば、たくさんの組み合わせがみつかります。
こんな話があります。ソフトバンクの孫正義氏がカリフォルニア大学バークレ
ー校の学生だった頃、この組み合わせを使って1日1つ発明をすることに挑戦
していたそうです。
具体的には、300枚のカードに思いついた名詞を書き、その中から3つを抜
き出して、その組み合わせで新しい商品の可能性を探るのだそうです。
その中から生まれた発明に「音声付電子翻訳機」があります。
後にシャープで商品化された電子手帳の原形です。選ばれたカードは、「スピ
ーチシンセサイザー」「辞書」「液晶ディスプレイ」です。
また、ブレーン・ストーミングのもう一つのポイントは、考えを出すことと、
評価することを別に切り分けることです。
私たちは得てしてなにか考えが出ると良し悪しの評価をしてしまいがちですが
、それではたくさんの考えが出てきません。
たくさんの考えを出すために評価は後回しにします。
ブレーン・ストーミングはルールを守って使っていくと、多くの考えを出すに
は有効な方法です。
ただ、実際には、雰囲気的になかなか考えを出しにくくて声があがらなかった
り、また、考えが出てきてもその場の一番偉い人の「なに!」といった一声や
しぐさで発散せずに収束してしまったりと、なかなかうまく使えない場合が多
くあります。
その点をカバーするのが、ブレーン・ライティングや付箋を使った方法です。
こちらは次回ご紹介します。
1.アメリカの広告代理店の経営陣の1人であったアレックス・F・オズボー
ン氏が考え出した手法です。
2.井上篤夫『志高く 孫正義伝』実業之日本社、2004年
◆中小企業診断士 駒井 伸俊 プロフィール
【https://www.ecg.co.jp/about/komai.php?mm=201】
《編集後記》 副編集長 早川 千恵
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いつも当メールマガジンをご愛読頂きまして誠にありがとうございます。
3月半ばに入り、あちこちで「卒業」の声を聞くようになりました。
入学があれば目指すは卒業!そして卒業があるからこそ新たな道に進む。
新しい世界への進出はやはり勇気と不安でいっぱいです。
けれどもそれ以上の希望があります。
そうやって人間は成長していくんですよね♪
卒業シーズン。
そして我々は確定申告シーズン。
17日の提出締め切りまで頑張ります!!
次回、第202号は3月24日(月)に配信予定です。お楽しみに♪
◆『自己責任時代を生き抜く知恵
知って得する年金・税金・雇用・健康保険の基礎知識2008年度版』
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表紙も一新し、改正点も踏まえ内容もかなりリニューアル致しました!!
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