« 2007年1月 | トップ | 2007年3月 »

2007年2月の記事

2007年2月20日

2007/3月のスケジュール


14日
金時寄席 18:30~ ネタ:花見の仇討ち・淀五郎

21日
国立名人会 ネタ高田馬場
●みつまさ落語会
錦糸町・手打ちそばの店「みつまさ」
『手打ちそばで金時をきく』18:00~

TEL:03-3631-5850
木戸銭3000円(前売り:2500円)
手打ちそば、お酒または、ビール


2007年2月19日

冬の噺


お陰様をもちまして鈴本のトリ、無事終了しました。

皆様のご後援に深く深く感謝します。

前回、鈴本さんでトリを取ったのが8月、それから僅か半年でしかも正月が明けてすぐ、というとてもビックリしました。

冬にトリを取るのも初めてだったので今回は冬の噺を中心に長講ネタを並べて勝負。


特に『鰍沢』は大勝負でした。普段、研鑚を積んだ結果を披露しないとね!

『鰍沢』は故三遊亭円朝師匠の名作。

三題噺で出来た噺だそうだ。

三題噺とはその日のお客様からお題を3つ頂いてそれを噺に練りこんで短時間で一席の落語にしよう、というもので、当日お客様から出たお題は『小室山の御封』『玉子酒』『熊の膏薬』。

これを即興で一席の噺にした、てえからいやはや物凄い才能だ。

これを高座にかけるのは去年の金時寄席以来2回目。

出来としては自分では60点くらいかな…と思っていたが終演後、円太郎師匠と飲みに行って円太郎さんが「最近聞いた『鰍沢』の中で一番よかった!

君に噺があってるんだね」 と言って下さった。

あまり褒められることに慣れてないので尻が痒かった。

これからやり込んで自分のものにしたい一席だ。


古典落語の名作『芝浜』も三題噺からだ。
こちらもやはり円朝師匠作。

お題は『酔っ払い』『芝浜』『財布』の三題。

出来たものにその後、いろんな師匠が手垢を付けて現在の形になった。

私の敬愛してやまぬ故志ん朝師匠は生前、「火焔太鼓は親父の十八番だから他の一門の人に勝手にいじられてやってほしくない」 と言っていた。

しかし十八番はその師匠のもので一門以外やるべきじゃない、というのは違うと思う。

先代金馬の十八番、『小言念仏』は柳家小三治師匠がよくおやりになるし『居酒屋』も古今亭志ん橋師匠がおやりになる。

お二人のそのネタはどちらも当代一素晴らしい。

先代金馬の得意ネタだから…とお二人がやって下さらなかったら落語界にとって損だと思う。

また親父も「俺は『居酒屋』って噺あまり好きじゃないんだよ…」と言っていた。

親父の任に合ってないのかもしれない。また先代の素晴らしいこの噺を側でたくさん聞いてたからやはり怖いのかもね。

これからも噺に手垢をどんどんつけていい光沢を放つよう努力して参ります。


過去のブログ記事



「三遊亭金時の部屋」は(株)ECセンターおよび榎本会計事務所のご協力により運営されています。経営者の皆様はぜひこちらのサイトもご覧ください。↓

榎本会計事務所のサイトへ