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一陽来複様で小離れ?


皆様、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします!

皆様はどういうお正月をお過ごしでしょうか。

金時は二ッ目になり立ての頃は親父の家に29日頃から夫婦で泊まりに行って新年を迎え、 3日頃に引き上げてくる、という毎年の恒例でした。

やはり自分の家で新年を…という願いはなかなか叶えられなかった。

両親も頑固だし、どこか子供達を自分の支配下に置いておきたい、という願望を強く持っているし、やはり昔は賑やかだった正月を夫婦二人だけで…というのも寂しいのだと思う。

しかし、子供が独立してしまえばそれは仕方の無いことではないか。

一度勇気を奮って「今年は泊まらない」と言ったら烈火のごとく怒った。まだ二ッ目だし仕方なくそれに甘んじていた。なぜそんなに自分の実家に泊まるのがいやかというと、今の家は私が独立してから建てた家なのでどうも居場所が無い。

泊まる部屋も板の間なので硬くて寒い。することがない。「金時もまだまだ親父さんの庇護の元か…」と周りから思われる事もあったしねェ…

が、やがて転機がきた!


一陽来復様である!


以前、紹介したが早稲田の穴八幡様は多くの商売人達の信仰を集め、特に冬至から節分に配られる一陽来復様はその年決められた方角に向けて正しく貼らなければならない。

しかも、貼ることができるのは冬至、正月、節分の3日だけ。午前0時の時報とともにピタッと貼らなければならない。

一度貼ったら絶対剥がしてはいけない、万が一剥がれたらもう一度…というのはご法度。売り始めの冬至の日は午前2時から並び始める人がいるそうだ。一度冬至の日の午後に買いに行ったらそれでも2時間位並んだことがあった。

「これは冬至の日に貼るのはあきらめよう」ということになって25,6日頃買うことにした。それだと並ばずに買うことが出来る。貼るのは元日の午前0時。

ここに至ってやっと我が家で新年を迎える事が叶ったのだ!(長かったな~)


両親もさすがに神信心では致し方なし、となって苦節15年、やっと我が家で新年を迎えるに到ったのだ。きっと陰ではわしのことを色々言ってるとは思うけど子供は一生涯ずうっと側にいるものではないのだ。

薄情に聞こえるかもしれないが仕方無いじゃん。

それに大晦日だって元日だって兄弟、孫みんな集まるんだから、なにも泊まらなくても問題ないと思う。

この間、榎本所長と話をしたが、うちの母が「この土地はあたしたちが苦労して手に入れた土地だから死んだあと人手に渡るのは忍びない。建物の一部屋一部屋を兄弟4人で分割贈与にして兄弟達がまたこの建物に一緒に暮らせるようにしたい」なんて実現不可能なことを言っているのでホトホト困ってしまう。

何とか思いとどまってもらうよう言っているが…そんな事したらもめるぞ~!ねえ、榎本先生?


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