HOME>>セミナー・イベント>>奥様医業経営塾>>【医業経営情報】ひとつ上の職場目指して

奥様医業経営塾

【医業経営情報】ひとつ上の職場目指して

[04/13]更新!

 

 
1.ひとつ上の患者サービスとカイゼン活動
平成23年で5年目を迎える現場カイゼン活動を行っているクリニックがあります。
年度初めに目標を設定し翌年の2月に発表会を行っています。
チームは看護、事務業務、庶務係、接遇美化係の4チーム。カイゼン着眼は4つ。
患者の着眼、施設着眼、業務改善、自己成長の4点のいずれかに絞り込んでのカイゼン活動です。
5年目の活動によって自主的に活動を展開することが風土になっている点が客観的にみても施設の「活力」になっているのは確かです。
看護部門は、現状の問題点から患者の点滴時における安心、安楽のアメニティーと患者の安らげる環境問題への取り組み。
具体的には点滴時の枕の工夫、手置き枕等の配慮、環境問題に対してはアロマの活用、院内の絵画やぬいぐるみ、トイレに花や緑の設置等の活動を行い、患者からの評判を呼んでいます。
これはアンケートで事前事後をチェックしています。
接遇美化係は、現状分析のために看護部門と共同でアンケートを行っています。
待ち時間問題、どの待ち時間が長く感じられるか、スタッフの接遇マナー、環境問題等へのアンケートを総合的に取っています。
アンケートを取ることで患者が具体的にどの場面で待ち時間が長いと感じているか、患者の動きを分けながらアンケートを取ることで具体的な対応へと結び付けカイゼンを行っています。
庶務係はジャストインタイムの考えを使って年々備品のコスト削減を行い、スタッフによる物品仕入れに関する価格の交渉、またネットを通じての安価で良品の仕入までを行うようになっています。備品のみならず電気高熱費の削減効果が現れています。
こうした活動は、品質管理サイクルのP-D-C-Aのサイクルをさらに発展させ、個々が問題意識をもってのC-P-D-C-M-A-Eのサイクルで行われています。
Mはマニュアル、施設内の誰でも分かる決め事を表しています。Eはエデュケーションの教育です。
 
どのように周知徹底するかの共有化するための教育を表しています。
医療はチームで動いています。
ドクターも事務スタッフも同じ目線で患者を支える施設づくり活動は施設が大きい小さい関係なく大切な活動です。
ちなみに2月の発表会は関連の介護施設のチームと合同で行われています。
全10チーム内、今年の最優秀チームはクリニックの庶務係でした。
 
2.カイゼンの推進は外部からのサポートが必要!!
一度動き出すとカイゼンの自主活動が風土となり当たり前となってきます。
また、年に一度院長に自分たちの活動成果を見せることができるのも楽しみです。
病院では30年継続している病院もあります。そのための初期導入は外部からのサポートが必要です。
会計事務所でその活動を別途事業としてモデルクリニックをつくり、関与先展開を図ることで相互の活動が相乗効果を起こし、地域医療を発展させます。
(しかし、やる会計事務所は少ない。ということはもしそれを行えば他の事務所との差別化になるということです。info@micc-co.jp)
 
寄稿 有限会社ミック研究所 代表取締役社長 佐藤 茂則 氏

※このセミナーは申込フォームからの参加申込は受け付けておりません。