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知って得する経営塾 第529号 「かとく」と「労働基準監督署」の活動

[04/05]更新!

 

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「かとく」と「労働基準監督署」の活動  特定社会保険労務士 東海林正昭
 
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メルマガの読者の皆様お元気ですか。
 
今回は「かとく」、そして「労働基準監督署」の
 
活動についてお話しします。
 
大手ディスカウントストア「ドン・キホーテ」(東京)が
 
従業員に違法な長時間労働をさせたとして、
 
過重労働撲滅特別対策班(通称「かとく」→全国に約300ある
労働基準監督署で処理できない大きな案件を扱う)は
 
平成28年1月28日、労働基準法(労基法)違反容疑で
 
同社と支社長ら8人を東京地検に書類送検しました。
 
 
同社は労基法に基づく労使協定(36協定)により、
 
3ケ月120 時間が上限でしたが、最長で415 時間45 分の
 
時間外労働をさせていました。
 
 
36協定を結べば労基法が定める法定労働時間
 
(1日8時間、週40時間) を超える労働が可能になりますが、
 
企業が協定を結ばないまま時間外労働をさせたり、
 
協定で定めた時間を超えて従業員を働かせたりすれば
 
同法違反になり、罰則は6ケ月以下の懲役、
 
又は30万円以下の罰金となります。
 
 
東京「かとく」は同社を家宅捜索し押収した資料を
 
分析するとともに、関係者に事情聴取をし、
 
さらに、店舗の内偵調査を行いました。
 
 
平成28年2月9日、テレビ東京「ガイアの夜明け」で
 
「ドン・キホーテ」の内偵調査の実態が放映されました。
 
現実的には、36協定違反ですが、過去に遡っての残業代未払い
 
分の支払いなど多くの問題があります。
 
 
昨年、靴の専門チェーン店の「ABCマート」は
 
残業代等に関して是正指導されていましたが
 
改善がなく東京「かとく」が告発し、関西の飲食店や
 
居酒屋の「フジオフードシステム」は労働時間を改ざんし、
 
長時間労働をさせて残業代を支払わなかったため、
 
大阪「かとく」が告発し、「ドン・キホーテ」で「かとく」の
 
告発は、3件目になります。
 
 
このところ様々な事案で労働基準監督署の調査が
 
増えています。当事務所のお客様でも様々な事案で
 
調査が入っています。特に過重労働など残業に関しては
 
残業代などの徴収があるのでご注意ください。
 
 
厚生労働省(労働基準監督署)は平成28年2月23日に、
 
昨年11月に行った平成27年度「過重労働解消キャンペ-ン」の
 
重点監督の実施結果を公表しました。
 
 
その結果、5,031事業場に調査に入り、
 
3,718事業場で労働基準関係法令違反を確認したほか、
 
約半数にあたる2,311 事業場で違法な時間外労働が
 
認められたため、それらの事業場に対して、
 
是正に向けた指導を行いました。
 
 
今後も月100時間を超える時間外労働が行われている
 
事業場などに対する監督指導の徹底をはじめ、
 
過重労働の解消に向けた取り組みを
 
積極的に行う予定とのことです。
 
 
さらに、東京労働局は、平成28年3月14日に、
 
18の労働基準監督署において、時間外・休日及び
 
深夜労働に対する割増賃金の支払が
 
適正に行われていないと疑われる企業に対して
 
監督指導を行い、その結果、平成26年4月から
 
平成27年3月までの1年間(平成26年度)において、
 
100万円以上の遡及支払が行われた企業の状況について、
 
対象企業数 127件、対象労働者数120,288人、
 
遡及支払金額 33億8753万円と発表しました。
 
 
皆様の企業も残業代未払いは十分にご注意してください。
 
 
 
◆◇◆ 特定社会保険労務士 東海林 正昭 プロフィール ◆◇◆ 
 
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次号、第530号は4月11日(月)に配信予定です。
 
どうぞお楽しみに!
 
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