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第379号『重要なのは「潜在的思考=フレーム」を可視化すること』

[03/04]更新!

 

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「ポジティブ思考が成功を導く」はウソ!
重要なのは「潜在的思考=フレーム」の可視化
                  ビジネスプロデューサー 鈴木 領一

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巷に溢れるいわゆる自己啓発本の多くが「ポジティブに考えれば成功する」と
書かれています。それって本当でしょうか?

結論を先に言わせていただくと、NOです。

私はかつて120年の歴史があるアメリカの「SUCCESS」(サクセスマガジン)
と共同で成功者を研究し、その思考方法をまとめあげた教育プログラムを開発
しました。その際に、3万人におよぶ取材データを検証した結果、ポジティブ
思考だから成功する、という単純な図式ではないことを発見しました。失敗し
た人の中にもポジティブ思考の持ち主が多くいたのです。

私自身、ポジティブ思考が成功の近道だと思っていましたので、その結果には
とても驚きました。しかし、さらに研究を続けることで、さらに思考の深層に
ある“何か”が結果を左右していることに気づきました。

次の事例から解説しましょう。

急成長していた会社が失速しはじめ、その会社の経営者が私のもとにコーチン
グの相談に来られました。この方は非常にポジティブで前向きな性格の方で、
情熱溢れる話し方で社員を鼓舞していました。
しかし、突然業績が落ち始めてストレスを抱えるようになり、自分も何が原因
か分からない、ということでした。私はこの経営者の深層にある「フレーム」
(潜在的で無自覚な思考システム)を探る質問をしてみると、意外な事実が分
かったのです。

実はこの経営者、今のビジネスが大嫌いだったのです。

会社の創業時にはとりあえず食べるために何でもやったそうですが、その中の
一つが偶然当たり、あれよあれよと成長していきました。勢いに乗って社員も
増やし、東京都内に本社を構えるほど順調に成功していました。社長の持ち前
の明るい性格も手伝って、社内にも勢いが満ちていました。

しかし、競合が増え価格競争が激しくなり、業績が落ち始めると途端に社長は
ストレスを抱え始め、毎日出社することさえ辛くなっていたのです。なぜなら
本来自分がやりたかったことではなく、食うためにしかたなく始めたビジネス
だったからです。当の本人さえ、私に出会うまでその事実に気づいていません
でした。いや、正確に言うと、自分で自分をごまかしていたと言ってもいいで
しょう。仕事が順調だったため、「これが自分の天職なんだ」と言い聞かせて
いたのです。そして見えないストレスをずっと抱えていました。

ポジティブ思考云々以前に、自分の潜在的思考=「フレーム」が最後には自分
の行動や思考を決定付けるのです。ポジティブ思考とフレームがぶつかる時、
フレームが優位になります。だから、ポジティブ思考をしていても、うまくい
かないことが起こるわけです。

ここで「フレーム」について詳しく解説しましょう。「フレーム」とは簡単に
いえば潜在意識下にある普段は自覚できない思考習慣のことです。もともとは
認知科学や人工知能研究で使用されている用語で、マサチューセッツ工科大学
人工知能研究所創設者マービン・ミンスキー博士が提唱したものです。「フレ
ーム」をメンタルコントロールに使えるように私はメソッド化しました。

例えば、自動車の運転でも「フレーム」が働いています。自動車教習所で運転
を習った時を思い出してください。初心者の時には、ハンドルやアクセル、ブ
レーキの操作を考えながらやらなければならかったはずです。しかし、慣れて
くると何も考えずに運転することができるようになります。自動車運転の「フ
レーム」が潜在意識に固定化され、自分の代わりに「フレーム」が運転をコン
トロールしているからです。

なんだ潜在意識の話か、と思ったかもしれませんが、「フレーム」はそんな
単純なものではありません。あくまでも自動車の例で分かりやすく説明しまし
たが、あなたの人生を左右する「フレーム」は決して気づかれることなく、ま
るで存在しないかのように振る舞うため、特別な方法を用いない限り、あなた
が「フレーム」を自覚することは不可能です。

「フレーム」は無数にあります。
社内会議で司会者に指名されないように“メモをとるフリ”をするのは「私は
自分の考えに自信がない」というフレームが動いているからです。スタバでコ
ーヒーを注文し、席へ運び、飲み終わったらゴミ箱に捨てるのは、スタバが刷
り込んだセルフサービスという目に見えないフレームがあなたを動かしている
のです。それらは決してあなたに「何かおかしい」と気づかれることなく、あ
なたの思考や行動を背後でコントロールしているのが「フレーム」なのです。

表面的なポジティブ思考ではフレームをコントロールすることは難しく、潜在
的にあなたをコントロールしているフレームが常に全ての思考より優位に動き
しかもあなた自身に嘘をつかせます。前出の経営者の場合、「本当はこのビジ
ネスが嫌い」というフレームがあることに本人も気づかず、意図的にポジティ
ブ思考をしながらもストレスまみれになっていました。

ではどうすればフレームを発見することができるのでしょうか。
最も簡単な方法が、一枚の紙とペンを使うことです。

「フレーム」は潜在意識の中の最も小さな思考セットです。そして必ず感情と
リンクしています。過去の何らかの体験が「フレーム」を作っており、その時
抱いた感情が「フレーム」を固定化しています。例えば、好きな異性と目を合
わすことができないのは、過去の体験によって作られた思考と感情が組み合わ
さり「異性から目をそらすフレーム」になっているのです。

感情をキーに思考を引っ張り出せば「フレーム」を可視化できます。最近感情
的になったことを思い出してください。嬉しい、悲しい、悔しい、許せない、
なんでもかまいません、そのような感情が出てきた時、どんなことを考えたで
しょうか。それを紙に思いつくだけ正直に書いてみるのです。その中でもっと
も感情的に反応する文章に注目してください。

前出の経営者の場合、「よしがんばるぞ」と言った後に“嫌な気持ち”になっ
ていました。その時心の中で思ったことを正直に紙に書いてもらったところ、
「この仕事は好きじゃない」と書いたのです。この文字を書くのにも彼は時間
がかかり苦痛を感じていました。なぜならずっと自分に嘘をつき続けた「フレ
ーム」が本当のことを書かせることに抵抗したからです。

彼はかつて経験した貧乏への恐怖から「嫌いな仕事でも金のためにやるべき」
というフレームを知らず知らずのうちに作り、それが彼の思考と行動を暗黙の
うちにコントロールしていました。しかし、このフレームに気づいたことによ
り、彼は本来やりたかったビジネスに目覚め、会社を売却し、その資金でやり
たかったことを始めて、今ではイキイキと仕事をしています。

フレームに気づかない限り、いかにポジティブ思考をしてもあなたの望む結果
を得ることはできません。そのために、まず自分一人の時間を確保し、素直な
自分と向き合い、紙に正直な思いを書いてみてください。それが、あなたの人
生を変える第一歩になるかもしれないのです。

※この原稿は、鈴木領一氏がビジネス・ジャーナルで連載している記事を許可
を得て転載いたしました。http://biz-journal.jp/skill/1001/

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編集後記                     副編集長 中川 祐輔

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当メールマガジンをご愛読頂きまして誠にありがとうございます。

第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が始まりました。

1次ラウンドA組は4日、ヤフオクドームでキューバが中国に12―0で七回
コールドゲーム勝ちし、日本とキューバが2勝で2位以内が確定しました。
日本とキューバは6日に1次ラウンドの1位通過を懸けて対戦します。

現在WBCは第1回、第2回ともに日本が優勝しています。
やはりスポーツが盛り上がると国全体が盛り上がりますので、侍ジャパンには
三連覇達成を目指して頑張って欲しいですね。

次号、第380号は3月11日(月)に配信予定です。どうぞお楽しみに!


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