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知って得する経営塾

めざせ業績UP!企業経営者のための中小企業経営コラム。現場叩き上げ執筆陣が、営業・会計・税務・法律など様々な視点から執筆。隔週発行。

第266号 年金保険料変更の見直し、バリューチェーン

[09/13]更新!

 ┏╋━ 知って得する経営塾 ━━━━━━━━ 第266号 2010年9月13日━━
┏╋┛       
╋┛  発行:榎本会計事務所&イーシーセンター  http://www.ecg.co.jp/
┃                                                    info@ecg.co.jp 
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╋┓  現場叩き上げ執筆陣による中小企業経営コラム      
┗╋┓ 経営者、営業、会計、税務、法律といった様々な視点で掲載中
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            ■□■ 目次 ■□■

年金保険料変更の見直し        特定社会保険労務士 東海林 正昭

問題を解決する -・・・らしさの源は-     中小企業診断士 駒井 伸俊

編集後記                     副編集長 秋葉 和彦

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           ■□■ お知らせ ■□■ 

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   多数のお問い合わせありがとうございました。既に開講していますが、
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   お気軽にご連絡下さい。

   詳細はこちら【http://www.ecg.co.jp/course/2010_47.php?mm=266
  

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 ★ 「榎本会計インターネットラジオ」最新ラインナップ

   『民主党代表選挙を間近に控えて』次の日本の舵取りが誰になり?
   日本がどこへ進んでいくのか?みなさん他人事ではいられません。
   今回はこのテーマを藤原直哉先生との対談でお送りしています。
   【http://www.ecg.co.jp/blog/pod-taidan_post_185.php?mm=266

  
 ★ 税理士 榎本恵一、中小企業診断士 伊地知克哉、榎本会計事務所の
   経営コーチ達によるブログで経営に気づきを!

   今回のテーマは『相続税と所得税の二重課税問題における最高裁判決』
   【http://www.ecg.co.jp/blog/column_post_167.php?mm=266

   今これに陥っている人が多いのでは?『フレームの罠』
   【http://www.ecg.co.jp/blog/news_post_187.php?mm=266
  
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   【http://www.ecg.co.jp/blog/photolog.php?mm=266

  この他にもこのメルマガも含めて多彩な情報をお届けしています!
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       【http://www.ecg.co.jp/blog/?mm=266

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年金保険料変更の見直し        特定社会保険労務士 東海林 正昭

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メルマガの読者の皆様お元気ですか。
9月なのに猛暑が続きいやになりますが、お体大切にしてください。

今月9月分(10月納付期限)より、厚生年金保険の保険料率が
「15.704%」から「16.058%」(労使折半)に引き上げられます。

今後、毎年0.354%ずつ引き上げられ、平成29年9月以降は18.3%
で固定されます。また、厚生年金基金に加入されている事業所の方は、保険料
率が異なる場合がありますので、ご加入の厚生年金基金に確認ください。

このように保険料率が上がると会社の負担が多くなります。皆様の会社で保険
料が低減できることを行うようにしましょう。


さて保険料率の改訂のもとになる標準報酬月額の変更は7月提出の算定基礎届
の提出です。これによって毎年1回標準報酬月額を見直します。
  
厚生年金・健康保険の被保険者が実際に受ける報酬月額(給料)と標準報酬月
額とが、かけ離れたものとならないようにするためです。

算定基礎届の対象者は、原則として7月1日に会社に在籍する被保険者全員と
なっています。ただし、6月1日以降に被保険者の資格取得をした人は、標準
報酬を決めたばかりなので除きます。

算定基礎届で対象となる給与は、4月、5月、6月に支払われた給料です。こ
の3ヶ月間に支払われた給与を合計し、3で割って得た額を報酬月額として標
準報酬月額表に当てはめ、新しい標準報酬月額を決めます。

4月、5月、6月に支払われた給与の基礎となった日数が、17日以上ある月
だけを対象とします。もし、この3カ月とも17日未満の場合は、原則として
年金事務所が決定します。この場合は、従前の標準報酬月額をそのまま決定し
ます。

さて今月9月分(10月納付期限)からまた、厚生年金保険料率の改定同様に
7月に行った算定基礎届による標準報酬月額の改定が行われるので、注意しま
しょう。

さらに、通常、標準報酬月額の固定的賃金が変更になり3ヶ月以上継続して2
等級以上標準報酬月額が変動あれば変動月の4ヶ月目から標準報酬月額が変更
になります。これを月額変更と言い月額変更届を提出します。


ただし、60歳以降、年金を受け取る権利のある被保険者が、定年により継続
再雇用された場合に限っては、再雇用された月から再雇用後の給与に応じ標準
報酬月額を変更することができます。

この適用を受けるためには、被保険者資格喪失届と被保険者資格取得届の同日
得喪の手続きを年金事務所に提出する必要があります。

さらに、今年9月1日以降、上記に加えて以下の場合も対象となるようになり
ましたのでお知らせします。
1)定年制のある会社で、定年退職以外の理由で退職後継続再雇用された場合
2)定年制のない会社で、退職後継続再雇用された場合

今後は60歳から64歳までの年金を受け取る権利のある被保険者が、定年の
場合だけではなく、退職後継続再雇用された場合、再雇用された月から、再雇
用後の給与に応じた標準報酬月額に決定できることとなりました。

厚生年金基金や健康保険組合に加入している事業所である場合には、当該基金
や健康保険組合にも同様の届出が必要となります。

このように、再雇用後の給料が低減されれば、同日得喪の手続きを行い、保険
料を低減しましょう。

さらに再雇用後の低減された標準報酬月額によっては、すぐに年金が受け取れ
ることになったりする場合があるので、ご本人にとっても有利になります。


また、健康保険の傷病手当金を受けている方は、新たな被保険者資格取得届を
提出すると、再雇用後の標準報酬月額をもとに給付額の計算が行われますので
注意が必要です。


 ◆◇◆ 特定社会保険労務士 東海林 正昭 プロフィール ◆◇◆ 
     【http://www.ecg.co.jp/about/syoji.php?mm=266


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  ●『自己責任時代を生き抜く知恵 知って得する年金・税金・雇用・健康
    保険の基礎知識2010~11年版』 榎本恵一、渡辺峰男、吉田幸司著
   【http://www.ecg.co.jp/topics/2001011.php?mm=266


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                  榎本恵一(原作)、津田祐次(漫画) 
     【http://www.ecg.co.jp/topics/post_13.php?mm=266


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            LLP藤原KAIZEN研究会編著 藤原直哉監修
     【http://www.ecg.co.jp/topics/000568.php?mm=266

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問題を解決する -・・・らしさの源は-     中小企業診断士 駒井 伸俊
 
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前号までは、先人たちの知恵として、PESTやファイブフォース分析で外部
環境を検討するフレームワークを見てきました。そこで、今号からは内部環境
を把握するためのフレームワークをご紹介していきます。

まずは、『バリューチェーン※1(価値の連鎖)』です。企業は、様々な業務
活動の流れを通じて、企業それぞれの独自性を活かしながら、価値を創出し、
その結果として、商品やサービスを顧客に提供しています。

そこで、『バリューチェーン』では、企業の業務活動の流れに着目して、それ
ぞれの業務活動のどこで強みや弱みを持っているのかを検討していきます。

ここでは、製造業の業務活動の流れを例に挙げてみます。製造業では、一般的
に、購買→製造→出荷・物流→販売→アフターフォローといった主たる業務活
動の流れで価値を生み出しています。

そして、その主たる業務活動の流れを支援する活動として、研究開発、人的資
源、マネジメントなどがあります。

どの企業も一連の業務活動の流れから、価値を生み出しているわけですから、
その業務活動の流れに沿って、どの部分にどんな強みがあるか?また、どの部
分にどんな弱みがあるか?を検討していけば、企業の強みや弱みをモレなく把
握することができるはずです。

その強みや弱みが「自社が自社たる自社“らしさ”の源」のはずです。
自社“らしさ”の源を探るわけですから、本当に強いのか?また、本当に弱い
のか?を常に問いかけながら、強みや弱みを探っていきます。強いと思ってい
たのは自分たちだけだったなんてことになったら、環境にはうまく対応してい
けません。

問いかける際のポイントは、顧客から見て、競合他社に比べて、強いか、弱い
かです。つまり、競争優位性があるかどうかがポイントになります。

どんなに自社が強いと思っていても、競合他社に比べると弱いのでは勝負にな
りませんし、ちょっとなぁ?と思っていても、競合他社に比べてちょっとでも
強いのであれば“らしさ”の源になるはずです。

ぜひ、一度、自社の業務活動の流れを描いてみて、「自社が自社たる自社“ら
しさ”の源」を明確にしてみてください。流れに沿って見直すことで、これま
で気づかなかった自社“らしさ”が現れてくるかもしれません。

次回は、『バリューチェーン』を活用して、業務活動の流れ自体を変えて、新
たな仕組みを考えていくことをご紹介したいと思います。

※1 マイケル・E・ポーター『競争優位の戦略』ダイヤモンド社1995年

   ■□■ 中小企業診断士 駒井 伸俊 プロフィール ■□■ 
     【http://www.ecg.co.jp/about/komai.php?mm=266


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  ▼『考えがまとまる!フィッシュボーン実践ノート術』
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編集後記                      副編集長  秋葉 和彦

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いつも当メールマガジンをご愛読いただきましてありがとうございます!

もう9月も中旬になりましたが、相変わらずの猛暑ですね。みなさん体調を崩
されてはいませんでしょうか。また、色々なところで災害も生じており、いつ
どこで起こるかわかりませんし、心構えだけはしておきましょう。

猛暑というと体調を崩される方やお亡くなりになる方もいて、ご商売等におい
てもマイナスイメージの方が先行してしまいますが、一部猛暑だからこそ売れ
ゆきを伸ばした商品というのもあるようです。

同じ商品でも売り方を工夫するだけで売れ行きは変わるので、単に暑くなった
ら売れた売れないという事ではなく、暑くなったら売れ筋を目立たせる、逆に
暑いと売れにくくなるものをどのように買ってもらうかの工夫が大事です。

どうにもできない状況というのは、気候だけではなく色々な事があります。変
化の激しい時代ですので、適応力に富んだアイディアや仕掛けなど、行動力が
重要です。まずはちょっとした事からでも実践し、実践しているところは磨き
をかけていきましょう。

次回第267号は9月27日(月)に配信予定です。お楽しみに!

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