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知って得する経営塾

めざせ業績UP!企業経営者のための中小企業経営コラム。現場叩き上げ執筆陣が、営業・会計・税務・法律など様々な視点から執筆。隔週発行。

第247号 残業代を取り戻せビジネスに注意、リスク管理

[12/07]更新!

 ┏┿ 知って得する経営塾 ━━━━━━━━ 第247号 2009年12月7日 ━━
┌╂┘       
┿┛発行:榎本会計事務所&イーシーセンター    http://www.ecg.co.jp/
| info@ecg.co.jp                       
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│現場叩き上げ執筆陣による中小企業経営コラム
│経営者、営業、会計、税務、法律といった様々な視点で掲載中
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             ■□■ 目次 ■□■

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残業代を取り戻せビジネス        特定社会保険労務士 東海林正昭

リスク管理       社会保険労務士・キャリアカウンセラー 吉田幸司

編集後記                      副編集長 秋葉和彦

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           ■□■ お知らせ ■□■
 

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   下の3つの番組でお送りしております(※ちなみに無料です)。
  当メルマガでもお馴染みの方も登場してますので、是非お試し下さい!
  
        
 エノラジ    【http://www.ecg.co.jp/blog/pod-enoradi.php?mm=247

 対談!経営語録 【http://www.ecg.co.jp/blog/pod-taidan.php?mm=247

 我らちゃんこ番 【http://www.ecg.co.jp/blog/pod-chanko.php?mm=247

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 12月7日リリース 
      中小企業診断士 伊地知克哉先生と語る【対談!経営語録】
      
       『「無」から「有」を創造することへの挑戦!!』
    【http://www.ecg.co.jp/blog/pod-taidan_003835.php?mm=247】 
 

11月11日リリース 
      経済アナリスト 藤原直哉先生と語る【対談!経営語録】
      
           『急速に拡がるドル離れ』
    【http://www.ecg.co.jp/blog/pod-taidan_003771.php?mm=247
 
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残業代を取り戻せビジネス        特定社会保険労務士 東海林正昭

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読者の皆さんお元気ですか。

テレビCMを見ると弁護士事務所が「借りたお金の利息の取り戻す」ためのビ
ジネスの宣伝を行ってるのは皆さんご存知と思います。同じように、別の弁護
士事務所が「残業代を取り戻す」ビジネスを始めています。

「残業代を取り戻す」ビジネスを始めている弁護士事務所は、ラジオCMも流
しています。そして未払い残業代請求のための専門サイトをインターネット上
に立ち上げています。

このホームページでは、「1日8時間以上、週に40時間以上働いたら、会社
に残業代を請求できますよ。そして未払い残業代の請求は、あなたの正当な権
利です。」と会社を辞めた社員などに語りかけて、残業代の計算方法まで詳し
く解説しています。そして、最適な方法を相談して会社に対して請求していき
ましょうと載せています。


その弁護士事務所のホームページを見てみると、下記のようなものが載ってい
ます。
(1)トップページ
(2)サービス残業とは
(3)残業代を計算しよう
(4)サービス残業になりやすい類型は
(5)名ばかり管理職
(6)医師のサービス残業は
(7)こんな場合は残業代を請求できない
(8)残業代をとりもどす方法は
(9)付加金と遅延損害金の威力
(10)証拠を集めましょう
(11)勤務記録が手元にない場合は
(12)よくある質問のQ&A
(13)未払い残業回収の流れ
(14)弁護士費用
(15)相談シート 

残業代はさかのぼって2年分請求でき、付加金も請求できるので、まとめれば
かなりの請求金額になりますから、着手金と成功報酬で結構いい収入になりそ
うです。

働いた分の残業代を請求することは、労働者の当然の権利ですから、それを請
求することを否定することはできませんが、問題は働いた時間の中身です。

会社の指揮命令により働いた時間が原則的には労働時間になりますので、残業
についても、会社の指示を受けずに勝手に働いた時間は、残業とは認めないと
いう主張が成り立ちます。

ただし、暗黙のうちに残業することが期待されているような雰囲気の中で、社
員が残業を行い、所定時間内ではとても終わらないような量の仕事を命ぜられ
て、残業せざるを得ないような場合は、黙示の指示があったとみなされます。

また、毎月の賃金の基本給のなかに、一定の金額が残業代として含まれている
場合がありますが、事業主はそのつもりでいても、賃金明細に残業代などが区
分して表示されていないと、社員が残業代不払いを申し立てると、会社は不利
な立場になります。

上記に述べられている残業代請求に関して、内容によっては過去2年間分請求
できますのでご注意ください。このように残業代を軽く考えるのは危険です。
退職した社員などから残業代を請求されないよう注意しましょう。

企業の社長さん、企業の残業対策は大丈夫でしょうか。就業規則などの整備は
大丈夫でしょうか。メルマガ記載の社労士東海林まで何でもご相談ください。


  ◆◇◆ 特定社会保険労務士 東海林 正昭 プロフィール ◆◇◆ 
      【http://www.ecg.co.jp/about/syoji.php?mm=247


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          ■□■ おすすめ書籍 ■□■
             
 
 ★『なぜこの会社はモチベーションが高いのか』 坂本光司著

    【http://www.ecg.co.jp/topics/post_28.php?mm=247

  この時代、従業員のモチベーションが業績を左右するといっても過言では
  ありません。実際にモチベーションの高い会社への取材により、事例をご
  紹介しております。ちなみに弊事務所の事例も取り上げられております。

 ★『負けない! 営業部主任・藤島あやめ「夢」起業』
                  榎本恵一(原作)、津田祐次(漫画) 

    【http://www.ecg.co.jp/topics/post_13.php?mm=247

  マンガと文章の組み合わせという凝った構成で、気軽にお読み頂けます。
  既に経営されている方はもちろんですが、特にこれから起業をお考えの方
  を応援する内容となっております。

      

 ★『自己責任時代を生き抜く知恵 知って得する年金・税金・雇用・健康保
   険の基礎知識2009年度版』   榎本恵一、渡辺峰男、吉田幸司著

    【http://www.ecg.co.jp/topics/2009_2.php?mm=247

  年金や税金など身近ではありますが、知らなくて損している人が多いかも
  しれません。ちょっとした事ですが知っておくだけで得するケースもあり
  ます。書籍というより辞書みたいな構成なので、長い文章が苦手な方もお
  気軽にお読み頂けます。また、用語の索引付なのでちょっとした調べもの
  にも最適です。
 


 ★『年収が10倍アップする!フィッシュ・ボーン ノート術』駒井伸俊著

    【http://www.forestpub.co.jp/amazon/fish/

  当メルマガでもご紹介した「フィッシュ・ボーン」の活用術が書籍になり
  ました。誰にでも簡単に色々なシーンで活用できます。是非使ってみて下
  さい。     

 ★『起業を成功へと導く「経営コーチ」』
            LLP藤原KAIZEN研究会編著 藤原直哉監修

    【http://www.ecg.co.jp/topics/000568.php?mm=247

  この厳しい時代、これから起業をお考えの方必読!!起業の準備から実務
  までわかる起業家必携の書です。       

                                  
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リスク管理       社会保険労務士・キャリアカウンセラー 吉田幸司

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年末に向けて不景気とデフレで多くの企業の収益性は改善の傾向を見せていな
いようです。この危機を乗り越えようと色々な収益改善策が実施されています。
その代表的な例が、非収益部門の人員削減です。

簡単に言うと、総務部門や経理部門などの間接部門の人を製造や営業部門へ配
置替えをしたり、退職者の代わりになる人を補充しなかったりしています。

数年前のデフレによってこの方法は、かなりの企業で実施されてきたのですが、
最近では限界に近いところまで削減が進んでいるケースも増えました。

これによって、非収益部門から発生する人件費は随分と抑えられ、その意味で
は企業にとってメリットがでています。これの極端な例が、経理、財務、人事
などの仕事を1人で行っている会社です。

このような会社のできごとです。その会社は、30名程度の従業員をかかえる
中小企業で、そのほとんどが現場の作業員と営業部門、社長もときには現場で
作業をしなければならないほど極端なまでに人員削減をかつて実施しました。

その影響で、間接部門は、担当者が1人で行うことになり、そのような体制が
10年近く続いています。間接部門担当者は、経理、財務、人事などを一手に
引受けていましたので、それらのことはその人に聞けば何でもわかるし、困り
ごとはまずその人に相談することが社員の常になっていたのです。

確かに非常に効率的でよかったのですが、その担当者が最近帰らぬ人となって
しまいました。病を得て入院してから1ヶ月足らずのことでした。

担当者が入院後すぐに彼の仕事を引継がないと会社は給与の支払も取引先への
支払いもできません。社長は入院中の担当者から目先の支払などのことを教え
てもらいなんとか支払を済ませ、給与を支払ったのですが、亡くなるまでに全
ての仕事を引継ぐことができず、この先どうしていいか途方に暮れています。

何しろ、会社が社員のためにかけていた生命保険の契約があることは知ってい
ても、その証書がどこにあるかすらわからずに、亡くなった担当者の生命保険
の保険金の支払手続きまでに1ヶ月以上かかってしまうほど何もわからないの
です。

このような例を他にも知っていますが、幸い担当者は健康で在籍しているので、
この例のようなことは起こっていません。しかし、いつか同じようなことが起
こるかもしれません。

さて、この例の場合、企業の収益性からすると間違いではなかったのですが、
リスク管理の面で見ると不正解であったと言わざるを得ません。

リスク管理を強化すれば、その分費用がかさむことになります。収益性の低い
企業では、リスク管理を優先して費用をそこにかけることも現実的ではありま
せん。

では、どのように対処するのがよいのでしょうか。できれば、それが止まれば
会社が止まるような仕事は複数の人が何らかの形で関わるようにしたいもので
すが、それが難しいのであれば、それらの資料の整理の徹底を行い、第3者が
見てもどこに何の資料があるのかがわかるようにしておくことは必要です。

その上で、マニュアルを作成しておくことも必要でしょう。1人で仕事をして
いると、その人がわかるように資料を配置し、マニュアルもなく仕事が進めら
れるものです。

第3者の目を意識した資料作りやマニュアルづくりを進めることが、リスク管
理の面でも大事なのです。


    ■□■ 人事戦略研究所 吉田 幸司 プロフィール ■□■ 
   【http://www.ecg.co.jp/about/yoshidakouji.php?mm=247

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      ■□■ 弊事務所ホームページのおすすめ ■□■


◆『EKI(榎本会計経営インデックス)』
  榎本会計事務所が発表する中小企業の経営指標です。
  実際に聞いてきた中小企業経営者の本音・ナマの声をお届けします。
     【http://www.ecg.co.jp/blog/eki.php?mm=247


◆榎本会計事務所『会計用語集』
  内容は随時更新しております。税法の規定から実務まで簡単に解説してお
  ります。ちょっとした調べものにも最適です。
     【http://www.ecg.co.jp/blog/glossary.php?mm=247


◆決算診断サービスを行っております。経営の見直しとしてご活用下さい。
     【http://www.ecg.co.jp/service/000297.php?mm=247

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編集後記                     副編集長 秋葉 和彦

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いつも当メールマガジンをご愛読頂きまして、誠にありがとうございます。

いよいよ師走となり、皆さん1年を振り返る時期に入ってきました。弊事務所
の顧問先様に本日送付した「榎本会計FAX通信」にも記載がありますが、日
経MJにて2009年のヒット商品番付が発表されています。

今年は激安ジーンズ、規格外野菜、下取り、お弁当などデフレを象徴するもの
が並び、今後の日本経済に不安ばかりが募ります。

何度か申しているように、この状況を打開するには皆さんが価格競争から品質
競争へとシフトしていかなければなりません。今の世間の風潮はどうしても低
価格化に流れがちではありますが、厳しく出費を抑えたい時期だからこそ高品
質を求めるという風潮もあります。

年末という節目にあたり、来年からの方針を見つめ直すいい機会だと思います。
ぜひ、来年は変革の年にしていきましょう。

次回第248号は12月21日(月)に配信予定です。お楽しみに!


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