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知って得する経営塾

めざせ業績UP!企業経営者のための中小企業経営コラム。現場叩き上げ執筆陣が、営業・会計・税務・法律など様々な視点から執筆。隔週発行。

知って得する経営塾 第104号

[05/24]更新!

┏━━━━━━━━━┓ ┃知って得する経営塾┃ 第104号 2004年5月24日 ┣━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃発行:榎本会計事務所&イーシーセンター http://www.ecg.co.jp/ ┃ info@ecg.co.jp ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃現場叩き上げ執筆陣による中小企業経営コラム ┃経営者、営業、会計、税務、法律といった様々な視点で掲載中 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


[目次]
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「80対20」の法則 (2)         中小企業診断士 駒井 伸俊
消費低迷期に勝ち抜くためのリニューアルプラン(9)  MBA 長友 孝幸
どっちに染まる?                 落語家 三遊亭 金時
編集後記 副編集長 森本正博


[掲示板]
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歳時記
 5月24日 ゴルフ場記念日
 5月31日 世界禁煙デー(World No-Tabacco Day)
 6月 2日 横浜港開港記念日,長崎港記念日
 6月 5日 環境の日,世界環境デー(World Environment Day)


[「80対20」の法則 (2)]   中小企業診断士 駒井 伸俊
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?少数の決定的に重要な原因を考える?
「80対20」の法則の続きです。「80対20」の法則とは、成果の80%
は20%の重要な問題から生まれる、もしくは売上の80%を占めるのは20
%の上得意であるといった原則でした。この「80対20」の法則は、今から
約100年前、イタリアの経済学者パレートが発見され、「パレートの法則」
とも呼ばれています。パレートは、19世紀のイギリスにおける“資産の総額
に占める割合”と“人口に占める割合”の関係を調べ、富の分布に不均衡があ
ることを明らかにしました。実に、わずか20%の人たちに資産の総額の80
%が集中していました。

早い話が、「お金はあるところにはあって、ないところにはない」というある
意味で当たり前のことがあらため明らかになったわけです。ただ、その富の分
布が予想以上に極端だったわけです。わずか20%の人たちに資産の総額の8
0%が集中している状態はどんな状態か、考えてみてください。仮に、「今、
世の中に5人しかいなくて、資産の総額が1億円」とすると、その中の1人が
8,000万円の資産をもっていて、残りの4人が2,000万円の資産を分
け合っているという状態です。皆で仲良く、2,000万円というわけではな
いのです。不均衡もいいところです。しかし、どうもこれが世の中の富の分布
状態 のようです。

このパレートが発見した「80対20」の法則の示す不均衡の関係は、なにも
富の分布に限ったことでなく、皆さんの社会生活や企業の生産活動においても
同様の関係があります。この不均衡の関係を製品の品質改善に活かしたのが、
デミング賞で有名なエドワーズ・デミング氏です。品質の改善を実現するため
に「80対20」の法則をあてはめたのです。品質管理に「80対20」の法
則をあてはめると、「発生した欠陥品の80%は、20%の原因に依存する。」
と考えられます。よって、欠陥品を少なくし、品質を上げるためには、多数の
平凡な原因を取り除く努力をする前に、まず、少数の決定的に重要な原因(2
0%)の解決が重要だということです。つまり、少数の決定的に重要な原因を
重点管理する。例えば、商品ロスの管理も同様です。数あるロスの発生原因の
うち、“鮮度の低下”“万引き”“レジの打ち間違え”の3つ(少数の決定的
に重要な原因)で、商品ロスの累計額の80%を占めるのであれば、この3つ
(少数の決定的に重要な原因)を徹底的に管理するのです。

私たちは、得てして、すべてが大切で、すべてに同様に力を注ごうと考えがち
です。しかし、「80対20」の法則を知ると、ちょっと見方が変わってきま
す。次回も、もう少し「80対20」の法則についてみていきましょう。

※1億円×80%。
※1億円×20%。
※時代、国を問わずに、ほぼ同様の不均衡の関係がありました。
※アメリカのハーバード大学のジョージ・K・ジップ教授が1949年に最小
努力の法則として実証結果を発表しています。
※財団法人日本科学技術連盟のホームページ
http://www.juse.or.jp/prize/deming.htmlを参照ください。

中小企業診断士 駒井伸俊プロフィール
http://www.ecg.co.jp/supporter/komai/index.htm?mm=104


[消費低迷期に勝ち抜くためのリニューアルプラン(9)] MBA 長友 孝幸
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投資したにもかかわらず、自分が思っていたほどその成果でないことは、どの
商売でもあることと思います。少額の投資ならまだあきらめもつきますが、そ
の投資額が多額になれば、そんなのんきなことは言えません、言うまでも無く
投資額が多額になるほど、そのビジネスプランのリスクは高くなり、失敗は許
されなくなります。失敗をしないために、我々経営者は何を基準に考えればい
いのでしょうか。

近代的で大型店が並ぶ新宿のホテル街を見た場合、素人の人から見れば、「景
気が悪くても、ホテルは随分儲かっているな一」と思われるでしょう。この地
域では実際に多額の投資をして、成功している経営者もいますが、それとは逆
に、多額の投資をしたのにもかかわらず、描いていた以上の成果をだせないで、
苦しんでいる経営者は少なくありません。私がサポートしている繁盛店の経営
者は、ホテル自体の取得するところから投資額を極力抑え、こだわりを持った
追随的な投資を行うことによって、予想以上の成果をだしています。

短期的に、多額の投資をして優位に立ったとしても、長期的に過激な競争が繰
り返されるような地域では、競争を勝ち抜くために、何かしらの経営者自体の
コンセプトというものが必要になっています。単純に、「今、あのホテルが流
行っているから、あのホテルのやり方や建築スタイルを真似ろ」と言う問題で
はなく、経営者がこだわりをもって、オリジナリティーなものを構築していく
ことが必要なのです。この点について、新宿のあるホテルのオーナーは、自分
の描いているホテルを具体化するために、ヨーロッパ各国を自分の足で歩いて、
構想を練りオリジナリティーなものを作り上げています。

大切なものは、「オンリーワンの魅力」がその地域で構築できるか、否かと言
うことです。この考え方は、過激な競争が繰り返される地域だけでなく、ホテ
ル集積地から離れた単独立地で高稼動させるためにも必要となります。つまり、
「オンリーワンの魅力」実現するために、初期投資を抑え、こだわりを持った
追随的な投資を行うことによって高収益べースを構築するか、可能に限りの初
期投資を行い、将来の追加投資を軽減させることによって、高収益べースを構
築するか、ホテルが存在する環境を充分に把握してから意思決定すべきことに
なります。ただ、長期的に、勝ち続けるために、「オンリーワンの魅力」引き
出す基本路線を経営者自身がしっかり持ち続けなければなりません。

では、具体的に何をしていけば良いのでしょうか。現代のホテルを利用するお
客様のデザインに関する感性は、非常に高いレベルになっていますから、そう
いった感性を満足させる空間を提供する、より非現実的な癒しの空間の演出す
るホテルの方向性を決定しなければなりません。また、利用者の価値観や嗜好
も、ますます多様化してきていますから、1つのコンセプトだけでなく、リス
クを回避するためもたくさんのバリエーションもった戦略が必要になります。


MBA 長友 孝幸プロフィール
http://www.ecg.co.jp/supporter/nagatomo/index.htm?mm=104

[どっちに染まる?]         落語家 三遊亭 金時
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前回、「In America」について書いた。それを読んだ友人が「中国人もよくそ
う言うよね」という。その友人曰く、結局、国土の広い国、国力の強い国は国
民も自分の国のやり方が一番正しいと思うのではないだろうか?

日本を含め、小国の国民はあまりそういう押し付けはしない。つまり自分の後
ろ盾である国の力が強いとその国の人もある程度わがままになるということな
のか。これは国だけじゃなく会社でもそうだ。一流会社の社員はやはり自分の
会社流に事を進めようとするし、金持ちは自分のうちのやり方を近所に強要…
というほどではないにしろ強いる傾向がある。ドラえもんのスネ夫も「ぼくの
うちじゃさあ…」と自慢話をするのに対しジャイアンやのび太は「俺んちなん
てよう…」少し卑屈になってセリフをいっている。やはり金がないとだめだな
あ…。

男と女が結婚してどっちの家の風習に染まるかと言うと、当初は経済的に裕福
な家の方に染まる方が多い。やはり結婚式の時たくさん負担した方に発言権が
強くなるからであろう。しかしこれはいずれ女の実家のやり方に段々なってく
るのだ。まず正月のお雑煮。味噌仕立てや具をたくさん入れる地域があるが東
京はあまり入れないのが本寸法だ。わたしの実家は父は東京、母は新潟。当然、
結婚当初は東京風だったが今は完璧に新潟風だ。うちもカミさんは長野の軽井
沢だが結婚して15年、すっかり長野流である。女はおそろしい生き物で少し
ずつ自分流に男を侵食していくのだ。怖いですねえ、怖いですねえ!

ある方がうまいことを言っていた「男は人間だけど女は違う。女は人間じゃな
くて大自然なんだ。だって新しい生命まで作っちゃうんだから。だから荒れ狂
っている時人間は抵抗しても無駄なんだよ。じっと穴の中で嵐の過ぎるのを待
つしかないのよ。」納得!
自然と調和して決して逆らわず染まるに任せたほうが間違いなさそうだ


金時ホームページはこちら
http://www.club-ec.com/kintoki/index.html?mm=104

[編集後記] 副編集長 森本正博
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いつも、当メールマガジンをご愛読頂きまして誠にありがとうございます。
しかし、未納、未納とよくも出てきますね。当初は、「?兄弟」とか言ってい
ましたが今では、数え切れないくらいの「兄弟」になってしまいました。困っ
たものです。やはり、国には頼らずに自己責任で生きていくしかないのでしょ
うか?先日、ライフプランについての記事を読みました。自分でも今後、一体
どのくらいのお金が必要なのかを計算してみました。もちろん、将来何が起こ
るか分かりませんが、やってみてビックリ!これは、もう遊べないな?なんて
思いました。でも、よく考えてみたらその分、一生懸命働いて稼げばいいんで
すね。そんな結論になりました。皆さんも一度やってみてはいかがでしょう!

次回は、6月7日(月)です。お楽しみに!

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