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知って得する経営塾

めざせ業績UP!企業経営者のための中小企業経営コラム。現場叩き上げ執筆陣が、営業・会計・税務・法律など様々な視点から執筆。隔週発行。

知って得する経営塾 第83号

[11/10]更新!

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ■■■■ ■■■■ ■■■■ 知って得する経営塾 第84号 2003年11月17日 ■ ■ ■ ■■■ ■ ■ ■■ ■ ■ ■ ■ 発行:株式会社イーシーセンター ■■■■ ■■■■ ■■■■ http://www.ecg.co.jp/ ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 原稿執筆の励みになりますので、 ご意見・ご感想を、是非お聞かせ下さい > > > info@ecg.co.jp ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


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■ 目次
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▼掲示板

▼連結決算          中小企業診断士 駒井 伸俊

▼世界経済に果たす日本の役割(14) MBA 長友 孝幸

▼「経歴詐称」                 落語家 三遊亭金時

▼編集後記 副編集長 森本 正博
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■ 掲示板
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歳時記
11月18日 ミッキーマウスの誕生日
11月19日 鉄道電化の日
11月21日 インターネット記念日
11月24日 オペラ記念日

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■ 連結決算      中小企業診断士 駒井 伸俊
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-グループ企業の実態が明らかになる-

皆さん、ここ数年、新聞等でも話題になっている連結決算という言葉をお聞き
になったことはありますか。連結決算とは、親会社を中心とした企業グループ
をあたかも1つの組織体とみなして、グループ全体で連結財務諸表を作成する
ことです。つい最近の新聞にも、トヨタの税引前の利益 が、8,120億円、
そしてそれを上回りNTTが8,426億円と日本企業で最高益となったと報
じられていたので、ご存知の方も多いかと思います。本号から、しばらく、そ
の連結決算について考えていきましょう。

なぜ、今、連結決算が強く求められるようになったのでしょう?その答えのひ
とつは、外部の投資家にとって、個別決算では、グループ企業の実態が見えな
いからです。例えば、こんなお話です。ある親会社のP社は、今期の業績が悪
く、このままだと1億円の赤字決算になりそうだとしましょう。そこで、P社
は売上を多く見せるために、子会社のS社(収支トントン=利益0円)に、あ
る商品を2億円で売りつけたとします。そうすると2億円の売上が計上されま
すので、P社が個別に決算した場合、1億円の黒字となります。これでは、P
社の個別の財務諸表を見た外部の投資家は、P社が儲かっているように錯覚し
てしまいます。しかし、グループ全体でみたら、つまり、連結決算したら、ど
うなるでしょうか?連結決算では、P社の1億円の黒字とS社の2億円の赤字
を合算します。そうすると、結局、1億円の赤字です。このように連結決算し
た場合、子会社への押し込み販売などの親会社の利益をかさ上げする取引を無
意味なものとなりますので、グループの実態が明らかになるのです。

実は、わが国では、これまでも連結決算というものがなかったわけではありま
せん。さかのぼって昭和40年代、日本特殊鋼、サンウエーブ興業、富士車輌、
山陽特殊鋼等の上場会社の大型倒産が相次ぎ、粉飾決算が発覚しました。特に、
山陽特殊鋼の場合、実に7年にわたって巨額の粉飾がなされており、社会的に
大きな問題となりました。それ以後、グループ企業の実態を明らかにする必要
性から、昭和50年代初めに、連結決算が制度化されました。しかし、あくま
でも、企業における決算といえば、それぞれの企業が個別に決算を行うことで
した。連結決算は、補助的情報に過ぎませんでした。

ところが、平成9年以降、新しい連結決算制度が導入され、連結決算が主たる
情報と大きく変化しました。次号からは、連結決算制度がなぜ変化したか、ま
たどのように変わったか、もう少し詳しく連結決算の考え方を見ていきましょ
う。

※トヨタ自動車、NTTとも過去最高益を記録しました。なお、どちらの企業
 も米国基準で連結決算を行っています。
※押し込み販売といわれるケースです。
※子会社のS社は、2億円の仕入が計上されますので、2億円の赤字です。

中小企業診断士 駒井伸俊プロフィール
http://www.ecg.co.jp/supporter/komai/index.htm?mm=84

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■ 世界経済に果たす日本の役割(14) MBA 長友 孝幸
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遅々として進まない規制緩和や企業再編成の遅延による設備過剰等の状況を見
ると、外国企業にとって投資対象としての日本は、隣接するアジア諸国や中国
よりも低く見積もられてしまいます。実際に、日本に進出を果たした多くの外
国企業(株主主導型⇔短期利益優先主義)は、より効率的な市場や投資機会を
見つけると、短期間に日本から投資を引き上げ、日本の存在を世界的なビジネ
ス拠点からオミットしているように感じます。

日本は産業への資本再投入のために、これまで以上に海外からの直接投資を必
要としているのが現実ですが、外国企業の関心を無視してきた日本の投資環境
では、海外から流入する資本の回転は速く、長続きしないものばかりです。海
外資本の本国への送還が非常に高い水準で推移していることは、それまでの日
本の投資環境としての評価として捉えることができます。残念ながら、現在の
日本にはこの状況を変えるだけの現実的な対策が欠けています。

前回、お話したように日本の投資環境の不備には政治的な事情が多分に影響し
ていますが、日本の企業体質のひとつである「株式の持ち合い」によるビジネ
スリーダーの閉鎖的な考えがあることを忘れてはなりません。株主の権利を積
極的に認めると自分たちの地位が脅かされかねないと恐れるトップビジネスマ
ンが多く存在し、恣意的にその地位を保持することによって、企業自体の動き
を鈍くさせてしまいます。

ズバリ言えば、日本では株式の持ち合いが多く、企業は社内取締役会によって
支配されているため、ほとんどの大企業が外国資本を寄せ付けない環境になっ
ています。

しかし、活発な資本送還にもかかわらず対日直接投資流入総額が近年、増加傾
向にあるのでしょうか。その答えは明確で他の先進国の場合と同様にM&A(
企業の合併・買収)が主な原因になっています。1996年から2001年に
かけての対日M&Aの累計額は対日直接投資累計額の68%に達し、M&Aを
軸とした対日直接は成功しています。

日本の企業環境は一部の外国企業には良い機会を提供しているものの、今評判
の日本M&Aブームに則った、対日直接投資の流れは、経済的にみるといささ
か質の低い流れに留まっています。私たちが今、考えなければならないのは、
次から次と出てくる破綻企業や疲弊した企業への活力をつける為の投資にあり
ます。その弊害となっている日本企業の体質に問題があるのならば、そこを破
壊する作業からはじめなければなりません。


MBA 長友 孝幸プロフィール
http://www.ecg.co.jp/supporter/nagatomo/index.htm?mm=84

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■ 「経歴詐称」              落語家 三遊亭金時
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前回、有栖川識仁の話を書いた。経歴詐称は巷には本当によくあるもんだ、と
つくづく思う。大概は見栄から来るようである。そういえば私が会った人の中
にも「世が世ならお姫様だ」とか「先祖は貴族だった」とかという類の話はよ
く出くわす事がある。我々、落語協会の会長、円歌師匠も嘘つきである。「こ
の時計は300万した」なんていうのはしょっちゅうである。しかし人を傷つ
けるような嘘では決して無い。

この円歌師匠、生まれは昭和4年と言っていたが近頃、昭和7年だということ
がわかった。なぜ多くサバを読んだかというと、ウチの親父が落語協会に入っ
た時、香盤(序列)を決める際に「小金馬さんとあたしは同い年だから、元々
協会にいたあたしを上にしてくれ」と言ったのだとか・・。やはりライバル心
があったのだろう。

その昔、徳川家康が源氏の系譜を大枚出して買った時、淀君は髪を振り乱して
激怒した、という。征夷大将軍は源氏の血を継いでないと成れない、それを手
に入れたということはもう豊臣に実権を返す意思がない、という意思表示だっ
たからだ。残っている家康の書状には「源 家康」と書いてある物がある。
家康も経歴詐称、有栖川と同じ穴のムジナ。
世が世なら捕まりますぜ。家康さん・・


金時ホームページはこちら
http://www.club-ec.com/kintoki/index.htm?mm=84

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■ 編集後記 副編集長 森本 正博
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いつも、当メールマガジンをご愛読頂きまして誠にありがとうございます。
皆さん、風邪などひいてませんか?寒くなってきましたから、体の管理をしっ
かりしましょう!
さて、先週選挙が終りました。皆さんは、もちろん投票に行かれましたよね?
国民の審判は、ハッキリとしていましたね。但し、投票率が上がっていれば、
政権交代になっていたかもしれません。何がいいのかわからない現代は、やっ
てみないと物の良し悪しが判定できません。だから、今回の選挙で、政権を交
代してみて、やってみてもらうのも良かったのではないか・・・なんて思いま
した。でも、決して、社会のせい、政治のせいなどと、他人任せではいけませ
んよ。何せ「自己責任」の時代なんですから・・・・

次回は、11月25日(火)発行予定です。お楽しみに!


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