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知って得する経営塾

めざせ業績UP!企業経営者のための中小企業経営コラム。現場叩き上げ執筆陣が、営業・会計・税務・法律など様々な視点から執筆。隔週発行。

中小企業経営塾 第30号

[11/15]更新!

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ■■■■ ■■■■ ■■■■ 中小企業経営塾 第30号 2001年11月15日 ■ ■ ■ ■■■ ■ ■ ■■ ■ ■ ■ ■ 発行:株式会社イーシーセンター ■■■■ ■■■■ ■■■■ http://www.ecg.co.jp/ ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 原稿執筆の励みになりますので、 ご意見・ご感想を、是非お聞かせ下さい > > > info@ecg.co.jp ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

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■ 目次
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▼掲示板

▼社外重役 リスク串刺しセミナー 税理士 榎本 恵一

▼ライフプランのエッセンス「生きがい」        AFP 小林義和

▼NPO入門3-NPOとは何か                MBA 日下部貢一

▼編集後記 副編集長 小林 義和
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■ 掲示板
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歳時記
11月11日~17日 税を知る週間
11月23日 勤労感謝の日
11月28日 税関記念日

今回のメルマガは、スタートから数えてちょうど30号になります。

スタート当時どのようにメルマガを作成していいのか分からず、試行錯誤で行
なっていた頃のことを思い出します。今では、お陰さまで、2100名の方に
ご購読いただいておりまして今後は、モット頑張らねばと身が引き締まる思い
です。我々は、いつも直球勝負です。広告付きのメルマガも多いのですが、中
小企業・ベンチャー企業の経営の一助となればとの考えです。今後もご相談は、
お気軽にメールで構いませんのでお尋ねください。

さて、記念すべき第30号は、11月12日に行なわれました、ECGセミナー
を振り返る特別号とさせて頂きます。(今号は、駒井さん、金時さんのコラム
はお休みさせて頂きます。次号をお楽しみに。)

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■ 社外重役 リスク串刺しセミナー 税理士 榎本恵一
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先日、ECG経営者セミナーが行なわれました。私共のはじめての試みで、リス
クの串刺しというか、各士業(税理士・中小企業診断士・社会保険労務士・司
法書士・弁護士)そして、毎度おなじみの落語家三遊亭金時師匠にも加わって
もらいました。ご出席できなかった皆様に、各講師のポイントをお伝えします。

榎本(税理士)【ペイオフ解禁後のシナリオ】
わが国の国民性としてリスクを取らないリスクがあると思う。わが国一国のみ
での資産運用はリスクがある。是非リスク分散の意味も込めて、一寸、海外投
資信託あたりにも目を向けてみたらどうでしょうか。(リスクのことを考え、
お金のポジションを多少変化させてみるなど)それには、各個人のライフプラ
ン(*1)の作成が重要である。今後は、失業率上昇で、失業のリスクも増大する
可能性が高い。ペイオフ解禁後の国家的シナリオは、どのようになるか分から
ないが、企業においては、貸借対照表(*2)の総点検をお願いしたい。

(*1)勝経営の経営指南(ファイナンス)
http://www.ecg.co.jp/katsu/finance/991020.htm?mm30

(*2)声の情報(オフバランスシートの意味)
http://www.ecg.co.jp/koe/20019111818.htm?mm30


駒井先生(診断士)【お金の現在価値】
複利で金利計算を考えた場合お金が倍になるのには『72の法則』があります。
金利と期間を掛け合わせた数字が72になれば倍になります。

典型例は、郵便貯金。昔、10年で7.2%で回った時代は、金利と期掛け合
わせ丁度72になり、倍になりました。考えられない高利です。複利の凄さで
すね。

今では、皆さんのお近くの金融機関で考えていくらの金利でしょうか?将来は
分かりませんが、倍になるのに何年掛かるでしょうか?(因みに、0.1%で
72になるのには、720年もかかるんですよ。1%でも72年です。気が遠
くなります。)ですので、逆に返済を進めるのは、金利が上昇した場合リスク
がある為です。キャッシュ・利子率・期間の3点セットで考えてみて下さい。

駒井先生のセミナーは、ビジュアル面を駆使した非常に分かりやすいセミナー
でしたとの声を頂戴しています。これからも同様のセミナーを開催予定ですの
で、聞き逃された方は是非ご参加ください。

*駒井先生の紹介ページはこちら
http://www.ecg.co.jp/supporter/komai/?mm30


東海林先生(労務士)【年金改正】
2003年度から「総報酬制」制度が導入されます。月給を中心に社会保険料
を徴収する今の仕組みをやめて、ボーナスも含めた年収に対して社会保険料を
課す仕組みに改めます。新しい保険料率は「年収の13.58%」です。ボー
ナスの割合が多くても、年収が同じなら年間の保険料が同額になる改正です。
皆さん知っていましたか?

その他、専業主婦の年金保険料免除の問題、まもなく60歳を迎える方は「6
0歳で年金受給が有利か65歳で年金受給が有利か?(その答えは、長生き出
来るか否かにかかってきます。)」、パート労働者の年金加入要件の改正など
盛り沢山の今後のリスクを熱く語って頂きました。

*東海林先生の紹介ページはこちら
http://www.ecg.co.jp/supporter/shouji/index.htm?mm30
*東海林先生のオフィシャルページはこちら
http://www.nmc.ne.jp/hp1/syoji/


篠原先生(司法書士)【個人に関するリスク】
個人のリスクはかなりあるが、特に、土地家屋調査士でもある篠原先生ならで
はの講演であった。道路と敷地の関係である。建築物の敷地は、道路に2メー
トル以上接しなければならない。(但し、建築物の周囲に広い敷地があり、そ
の他これと同様の状況にある場合で安全に支障がないときは、この限りではな
い)結構測量をしてみると、後数センチ足りなくて建築物が建たないことも多
いとか。

次に、物上保証と連帯保証の問題にライトをあて、最近銀行等は、担保の見直
し作業を急ピッチに行なっている。担保割れのケースでは、物上保証、預金担
保、連帯保証人の追加などを迫ってくる。(物上保証とは、債務者の債務を保
証人が個人として保証するのではなく、土地や建物等の物件を提供することに
よって保証する。債務者が返済不可能の場合、物上保証可能物件を失うリスク
は大きい)

最後に、リスクの極めである、保証人の心構え五箇条を披露して頂きました。
【保証人の心構え五箇条】
1.保証人は、債務者の運命と一心同体と思うべし
2.保証人は、債務者と人生を賭けたものと思うべし
3.保証人は、常に債務の一括返済を覚悟すべし
4.保証人は、財産の差し押さえを覚悟すべし
5.保証人は、裁判する苦労を惜しむなかれ

*篠原先生の紹介ページはこちら
http://www.ecg.co.jp/supporter/shinohara/index.htm?mm30


狐塚先生(弁護士)【債権・債務】
特に今回は、売掛債権を中心にお話をして頂きました。(詳しくは、後日HPヘ
論文の形で掲載予定)理屈のうえでは、売掛債権のリスクを解消する方法は考
えられるが、実際の取引では、リスクの存在は不可避であり、現在の経済情勢、
倒産頻度の事態のもとでは、売掛債権回収のリスクは極めて高いものとなって
いる。リスクを回避するための万全な法的手段は存在しない。リスク回避のヒ
ントとしては、取引開始にあたり「取引基本契約」の締結を通じ、担保設定、
保証人、万一に備えた商品の回収など日頃からの予防策を講じることが何より
である。取引開始時に、リスクを十分に予測し、覚悟し、最大限可能な手当て
をすることなどのアドバイスを約40分間語って頂きました。

*狐塚先生の紹介ページはこちら
http://www.ecg.co.jp/supporter/hibiya/index.htm?mm30


金時師匠(落語家)【ホステスに見る8つの心得】
お昼でおなかが一杯の後、眠くなるリスク回避で金時さんの話術が炸裂しまし
た。約1時間の講演が笑いの渦の中、着々と進行し、最後にあるクラブの楽屋
の裏話。詳しくは、ECGインフォメーションBOXで紹介いたします。(お楽しみ
に)

一寸だけご披露しますと、その1.会った人の顔と名前を覚える。(これは、
我々も名刺交換をした際、非常なヒントになりますので、もう少し詳しく書き
ます。名刺管理がしっかりしていないと後で売れっ子になれません。頂いた日
付だけを記載せず、その時の話題や絵心がある方は似顔絵でも書いて重要なお
客さんの顔を忘れずに。)

2つ目以降をお聞きになりたい方はこちらへ。
http://www.club-ec.com/kintoki/?mm30


今回のセミナーは、9月に起こった米国の同時多発テロ事件がきっかけとなり、
我々の周りにある【リスク】を考えることが主題であった。私は、キャッシュ
・フロー会計に重きをおいた方がよいと提唱しているが、実際に、売掛が入金
されず、夜逃げや・倒産に陥る得意先が多発している状況では、現実に信用リ
スクをどう考えていくかが重要な問題であると思いました。極論かも知れませ
んが、昔は商売には、『義理・人情』の世界も通用しましたが、現在は、本格
的に銀行以外の取引でも、回収の可能性も考え担保設定をする時代かも知れま
せん。

最後に、月曜日開催が厳しかったとの声も聞かれました。分かってはいたこと
ではありますが、全員の講師の予定を合わせるにはこの日しかなく、これは、
我々が今後考えなければならないリスクであります。御出席頂きました皆様に
は、感謝申し上げるとともに、来年1年、各論を展開させますので、よろしく
お願い申し上げます。


*ECセンター主催のセミナー情報はホームページにて随時更新されております。
http://www.ecg.co.jp/seminar/?mm30

*今回のセミナーを含めた過去の情報と参加者のご意見はこちらです。
http://www.ecg.co.jp/seminar/past.htm?mm30


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■ ライフプランのエッセンス「生きがい」       AFP 小林義和
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それぞれ人は、生きがいを持っていると思います。それは家族であったり、仕
事であったり、趣味であったり、ボランティアのようなものであったり、生涯
学習であったりとひとつのことに限らず様々です。日本人の生きがいの第一位
は「仕事」という統計結果があります。現役当時はそれも結構だと思いますが、
第二の人生で生きがいを見つけることができず、ただ時間を過ごしているだけ
という方もいらっしゃるようです。

日本は高齢化社会を迎え、定年の年齢が下がってきていることも重なって、定
年後の時間が増大してきています。仮に60歳で定年退職をしたとして、80
歳まで生きるとしたら、20年の時間があることになります。その時間をどの
ように過ごすのか、生きがいをいまから準備しておくのか。生涯の設計を考え
たとき、生きがいについても見通しを持つことが大切になるのではないでしょ
うか。生きがいを持つのは、なにも退職後に限られている訳ではありません。

これまで私のコーナーで取り上げた「長生きのリスク」は、生活費としての側
面が強いものでした。当然、退職後の収入、支出は見積もって準備をしておく
ことは必要ですが、 生きがいを充実するための資金計画も準備しておくこと
も重要です。特に会社をリタイヤしたらやりたいことがたくさんあるという人
は、しっかりした資金面の計画を立てておくことがより必要になります。また、
すでにリタイヤした人も生きがい実践のため、生きがいの新たな分野の開拓の
ための資金計画が必要な場合もあることでしょう。

生きがいを考えることは楽しいことです。充実した日々を思い描く想像と実行
は、あなたのライフプランの大切なエッセンスです。あなたの生きがいはなん
ですか?

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■ NPO入門3-NPOとは何か               MBA 日下部貢一
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いまNPOが注目されている要因のひとつとして、1998年に制定された『特定非
営利活動促進法』(いわゆるNPO法)によってNPOに法人格を与える制度ができ
たことがあげられます。正式には特定非営利活動法人といい、よくNPO法人と
略称されます。それまでほとんどのNPOは法人格をもたず、いわゆる任意団体
として活動していました。しかし、法人格をもたない任意団体は契約の当事者
となれない、社会的信用が得られない、個人と組織の責任が不明確などの問題
がありました。そこで、NPOに法人格を付与して社会的な活動を促進すること
をねらってNPO法が制定されたのです。

2001年5月末までに、全国で4000を越えるNPO法人が誕生しています。NPO法で
はNPO法人の活動分野を次の12分野と定めています。保健・医療・福祉、社会
教育、まちづくり、文化・芸術、環境保全、災害救援、地域安全、人権擁護、
国際協力、男女共同、子ども健全育成、NPOへの連絡・助言。これまでの統計
では、もっとも多いのが保健・医療・福祉福祉分野で全体の65%程度、つぎに
まちづくり、子ども健全育成、社会教育がいずれも30%程度となっています
(複数の分野の活動が認められているため、合計が100%にはなりません)。

NPO法人の運営についてのノウハウは、日本ではまだ蓄積が多くありません。
事業戦略、マーケティング、資金調達、組織化などまだまだ手探りの状態とい
えるでしょう。とくに多くのNPO法人にとって最大の課題は資金調達です。NPO
法人の資金調達の手段は大別して1) 寄付金・会費、2) 補助金・助成金、3)
事業受託収入、4) 自主事業収入ですが、1)、2)の比率の多いことが、一般の
営利企業とおおきく異なるところです。これに関連して、NPO法人に対する税
制面での優遇措置がもっと拡大される必要があります。本年10月1日からNP
O支援税制が施行されました。しかし、この税制支援措置は寄附者への税の軽
減措置のみであり、事業税の軽減は含まれていません。NPOが健全な発展をす
るためには、寄付や補助金と事業収入がほぼ半々くらいが必要といわれていま
す。前回強調したように、NPOの目的は経済的利益の追求ではありません。あ
くまで<公益=みんなの幸せ>の追求なのです。日本でのNPOの発展を促すた
めに、よりいっそうの税制面での支援を求めたいと思います。

(参考文献)
『NPOはやわかり Q&A』辻本清美、他2名、岩波ブックレット NO.511


*NPOの紹介ページはこちら
http://www.ecg.co.jp/supporter/npo/?mm30


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■ 編集後記 副編集長 小林義和
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フランスから「ボジョレ・ヌーボー」が到着しました。今年の出来は、ほどよ
い甘さと酸味でここ10年では最高と評価される方もいらっしゃるとのこと。
ワイン好きの方々は今日が待ち遠しかったのでは。私も30号を発行記念とし
てお祝いで飲んでみようと思ってます。


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