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税理士・榎本恵一が経営者に「気づき」を与えるコラムを発信します。

専門的スキルの必要性

[04/17]更新!

今年の春闘が盛り上がらなかった理由として2つ挙げられます。

まず1つ目の理由は、当初は2%の賃上げ率が考えられてました。
しかし実際はそれ程の伸びではありませんでした。

日本経済新聞4月13日1面に
「賃上げ率は1.91%で前年よりも0.11ポイント高くなったが、原燃料高や食品値上げによる物価上昇分を差し引いた実質賃上げ率は0.91%と前の年に比べて0.82ポイント低下した。」
と言う記事がありました。

まさにこれは景気悪化によるものではないでしょうか。

また、同日の記事には「中堅企業は人材流出を防ぐために支給額を増やさざるを得ない。」と言う事も書いていました。

2つ目の理由は、欧米では一般的な賃金体系である「職種別賃金制」を取り入れる企業が増えたと言う事が考えられます。
「職種別賃金制」とは、事務、営業、製造、研究開発等、企業内の職種に応じて異なる賃金体系や評価基準を設ける賃金制度の事です。

代表的な企業の一例としてトヨタ・松下電器産業・武田薬品工業・サントリー・花王等が挙げられます。

しかし、多くの日本企業の場合、様々な部署で経験を積ませて行くケースが多い為、賃金体系が企業内で一律である「年功序列型」なのが現状です。


この年功序列型の日本的経営体系は今の若者には好ましくないと思われます。その理由として、今の若者はリスクを負う事を嫌う為、社長にはなりたがりません。

もう1つの理由として高度な専門職になりたいと言う考えを持っているからです。大学の中にも「高度専門職業人」を育成する為に「専門職大学院」が設立されている程です。


今の日本では「職種」いわゆる「Skill(スキル)」が必要なのではないでしょうか。

先日、当事務所に於いて日本人事総研・特別顧問の楠田 丘先生を囲んで楠田塾が開催されました。
その中で先生は「5段階による人事評価」で次の様な事を仰ってました。

「Skill(スキル)」には5つの段階があります。

最高級の成果が期待でき、さらに様々な場で新しいチャレンジが出来る能力があるレベルを「Hi-Skill(ハイスキル)」と言います。

次のレベルである「Skill(スキル)」」は、応用的な仕事であってさらに幅広い知識で職責全う出来る実力をあると言われてます。

「Semi-Skill(セミスキル)」は業務経験を通じておおよそのものが判断・説得できるレベルであり、一般的なレベルと言えます。

「First-Skill(ファーストスキル)」は経験が若干ある・一定の職種で経験をつんでいるレベルのことを言い、最後のレベルが「Un-Skill(アンスキル)」と言われてます。

「First-Skill(ファーストスキル)」」から「Semi-Skill(セミスキル)」」になるまでは一般的に5年程度の経験が掛かるそうです。


この基準に従って何年働いているからこれ位の「Skill(スキル)」がないといけないという判断ができるので、男女年齢・地域を問わず一定の評価が出来るのではないでしょうか。


「人事」について、「5つのSkill(スキル)」について詳しく聞きたい方はこちらで聞く事が出来ます。
「職種別賃金制」について詳しく知りたい方もこちらのメルマガをご覧ください。


エノラジ 日本的人事からの脱却 ~専門的スキルの必要性~


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